
香港のホテルアイコンに泊まりたい! スタイリッシュなデザイナーズホテルを存分に味わう旅
最終更新日:2025.06.17
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ホテルアイコンが、香港でも飛び抜けて高品質なホテルである理由とは
ホテルアイコンは、香港のホテルの中でもとてもユニークな存在です。その理由のひとつが、名門大学である香港理工大学ホテル経営学部に付属する、教育目的で創業されたホテルであること。
実は働くスタッフの10%が、ホテルでのキャリアを目指す大学生なのです。
香港の最高級ホテルですぐに働ける人材の育成目的のため、その品質の高さは折り紙付き。
それでいて手に届きやすい価格帯というのが、何度も訪れたくなる秘密かもしれません。
ホテルアイコンは香港で2011年に創業されて以来、人気がまったく衰えない、香港のデザイナーズホテルの草分けといって差し支えないでしょう。
香港のホテルアイコンは全館がインスタスポット!
ホテルアイコンにはそのユニークなコンセプトに賛同した香港内外の有名アーティストたちが、デザインやアート作品を提供しています。いってみれば、ホテルアイコンはまるで香港のデザインとアートが詰まったパラダイス。滞在中、いくら写真を撮っても止まらなくなるかもしれません。
世界のグリーンウォール第一人者、フランス人クリエイターのパトリック・ブランクの作品。
(写真提供:甲斐美也子さん)
信じられない迫力のグリーンウォール
香港のホテルアイコンのエントランスからロビーに入ると、思わず目を奪われるのが、壁一面に広がる迫力たっぷりの「バーティカルガーデン」(縦の庭園)ことグリーンウォールです。なんと71種8603本の植物が植えられています。
ホテルアイコンのグリーンウォールは高さ18m、面積が230㎡と迫力たっぷり。
個性溢れる香港のホテルアイコン。
そのロビーは、国際的香港人デザイナー、ウィリアム・リムの手によるもの。
陰陽や円を重んじる中国の文化をイマジネーション豊かにアレンジしたモダンデザインです。
印象的な螺旋階段や円形の木製ソファなど、そのひとつひとつが存在感を発揮しています。
ウィリアム・リムがデザインした自然をたっぷり取りこんだモダンなロビー
(写真提供:ホテルアイコン)
ホテルアイコンで、香港のワールドクラスなデザイナーたちの世界に浸る
香港のホテルアイコンのロビーを手がけたウィリアム・リムは、客室のデザインも担当しています。さらに、この大学の卒業生である国際的ファッションデザイナーのヴィヴィアン・タムがスイートルーム1室をデザインするなど、あたかもデザインの博物館のような楽しさがこのホテルには詰まっています。
常に予約で埋まっているヴィヴィアン・タムのスイートは、なるべく早めに予約を
(写真提供:ホテルアイコン)
世界級アーティストはもちろん、若手からベテランまでのデザイナーの絵画や彫刻など100点がホテルアイコン館内の至る所に飾られています。
どこを撮っても絵になる、インスタグラマーを夢中にさせる風景がそこに広がっているのです。
香港人アーティスト周俊輝による旺角の風景画。
(写真提供:ホテルアイコン)ホテルアイコンでは客室フロアの廊下にも、必ずアートが飾られている。
(写真提供:甲斐美也子さん)
香港のホテルアイコンの客室は、スタイリッシュで機能性抜群!
「香港に来たら、迷わずホテルアイコンに泊まる」というリピーターが、その理由の一つに挙げるのが、スタンダードタイプでも36㎡という広々とした客室。インテリアはすっきりとスタイリッシュ、椅子やソファなどの家具もシンプルモダンで洗練された魅力に満ちています。
36㎡あるシティビューも都会に滞在する楽しさたっぷり。
(写真提供:ホテルアイコン)
ホテルアイコンの客室内ミニバーにあるドリンクやスナックはすべて無料。
そして無制限のモバイルインターネットアクセスと、ローカル通話に25カ国への無料通話、香港のタウンガイドがついたスマートフォンが各客室にあり、滞在中は自由に携帯して出かけることができます。
滞在中無料で使えるスマホや、スマホ用スピーカーなどの設備も充実!
(写真提供:甲斐美也子さん)
香港のホテルアイコンでゴージャスな気分を味わうなら絶景スイートへ
記念日など、いつもより贅沢したい香港旅行には、ホテルアイコンの80㎡あるスイートルームが絶大な人気です。何しろ香港ならではのビクトリアハーバーを見渡す280°の贅沢なパノラマが楽しめて、大きなバスタブからも景色が広がり、スペシャルな気分を満喫できるのです。
スイートルームではビクトリアハーバーの景色を独り占め気分に!
(写真提供:ホテルアイコン)夜景を眺めながらのお風呂タイムも格別。
(写真提供:ホテルアイコン)完璧にコーディネイトされたバスローブと広い洗面台。
(写真提供:甲斐美也子さん)
ウォークインクローゼットや大きなデスク、ゆったりとしたソファ、華やかなハーバービューに囲まれたキングベッドなど、文句なく整った設備は、思い出に残る滞在を約束してくれることでしょう。
スイートの寝室には、キングサイズベッドとうっとりするような夜景が。
(写真提供:ホテルアイコン)
ホテルアイコンで味わう香港グルメは、広東料理の最高峰!
ホテルアイコンといえば香港を訪れる観光客はもちろん、地元の食通にも愛されている食事の美味しさが大きな魅力です。ちょっとしたコーナーが絵になる天外天のインテリア。
(写真提供:甲斐美也子さん)
ホテルアイコンを代表するレストランは、最上階にある有名広東料理店の「天外天」。
デザインを手がけたのは、英国の世界的デザイナー、テレンス・コンラン卿!
ドラマチックな夜景と大人のムードの中、香港ならではの美食を満喫したい。
(写真提供:ホテルアイコン)
ここでは、伝統の広東料理をベースに若きシェフが創造性を最大限に発揮した、世界最高レベルの味を楽しめます。
モダンで端正なインテリアと、ダイナミックな眺望に浸りながらいただくディナーはまさに格別!
さらにスタッフのフレンドリーできめ細かいサービスも手伝って、香港でもっとも愛されている名店のひとつとなっているのです。
ランチタイムは、繊細な美味しさの点心が地元の食通に大人気!
(写真提供:甲斐美也子さん)
お昼どきのランチタイムは、丁寧に作られた絶品の点心を。
夜のディナーは贅を尽くした一品料理をたっぷり楽しみましょう。
広東料理の代表的なメニュー、クリスピーチキンが絶品。
(写真提供:甲斐美也子さん)
香港のホテルアイコンでは、素敵なラウンジやブッフェレストランにも注目
天外天の入り口エリアには、コンラン卿デザインによるシックなラウンジがあります。日中はホテルアイコンのクラブラウンジとスイート宿泊者専用で、夜20時以降は誰でも利用できます。
ここが食事前後のくつろぎタイムにもぴったり。
そのスタイリッシュさから、素敵なインスタスポットとしても人気を博しています。
モダンな邸宅のリビングルームのようなラウンジ。壁には香港の風景が。
(写真提供:甲斐美也子さん)
香港のホテルアイコンでおすすめしたいレストランがもう1軒。
香港のホテルブッフェの中でも一番人気を誇る「ザ・マーケット」です。
シンガポール、中国、マレーシア、インド、タイ、日本などのアジアの美味しいものたちと、新鮮なシーフード、サラダなどの西洋料理やスイーツなどがずらりと勢揃い。
どれもが一流の料理がずらりと並んでいるので、食べ過ぎに注意!
ザ・マーケットでは、ラクサや海南鶏飯など東南アジアの美食に注目!
(写真提供:ホテルアイコン)
ホテルアイコンでは香港女子旅の王道アフタヌーンティーも楽しめる
香港のホテルアイコンのロビーラウンジ「グリーン」は、香港屈指のアフタヌーンティースポット。エントランスエリアには、香港の昔ながらのシャッターをデザイン要素に取り入れていたりして、モダンな中にも香港愛も感じさせる愛すべきインテリアを擁しています。
吹き抜けになった空間で解放感たっぷりの「グリーン」。
(写真提供:ホテルアイコン)常に内容が変わるアフタヌーンティーは多くの女性ファンを魅了している。
(写真提供:ホテルアイコン)
ホテルアイコンが誇る香港屈指のアフタヌーンティーは約2カ月ごとにテーマを変えています。
滞在中、買いものなどで歩いた後のリラックスタイムにぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ホテルアイコン内にある香港の名門スパで日常を忘れるリラックスタイムを
旅先のホテルステイでのお楽しみは、自分をとことん甘やかすスパタイム!......という方も多いのでは?香港のホテルアイコンには、タイの名門スパリゾート、バンヤンツリーグループの系列である「アンサナ・スパ」が設置されています。
カップルルームのジャグジーで日頃の忙しさを忘れて。
(写真提供:甲斐美也子さん)
バンヤンツリーは、タイ政府公認になっている独自のスパアカデミーを持ち、丹念な教育を受けたセラピストが派遣されているため、レベルの高さが自慢です。
セラピストの所作もエレガント。
安心感を覚えるトリートメントは、旅の疲れを十分に癒やしてくれるはずです。
女友達同志や母娘でも利用したいカップルルーム。
(写真提供:甲斐美也子さん)
ちなみに店名にもなっているアンサナとは、タイなどの熱帯地方に咲く黄色い花。
突然に花を開くというこの花は、「人生のその瞬間を楽しんで欲しい」というメッセージを込めて選ばれたのだそうです。
最高品質のエッセンシャルオイルが揃っている。
(写真提供:甲斐美也子さん)
疲れた体と心を癒やすお勧めトリートメントとは
香港のホテルアイコンにあるアンサナ・スパでは、天然の花やフルーツを使ったトリートメントを多数揃えています。「旅行前は特に忙しくて疲れがたまっている!」という方には、クラシックトリートメントの「ジャバニーズ」がおすすめ。
バリのマッサージ技術を取り入れたこのトリートメント、温かいオイルでリラックスさせたら、首や肩、背中など、凝っている部分をゆったりとしたマッサージで和らげてくれます。
最近あまりよく眠れなかったという方も、トリートメント後にぐっすり眠られるはず!
トリートメント前後のヘルシーなティータイムもスパならではのお楽しみ。
(写真提供:甲斐美也子さん)
ホテルアイコンには香港屈指の絶景プールがある
さまざまな魅力を兼ね備えた香港のホテルアイコン。ビクトリアハーバーの絶景を存分に味わえるスイミングプールも、必ず利用したい設備です。
夜景とともにロマンチックな時間まで過ごせること必至。
開放感たっぷりなジムやプールバーでリラックスタイムを過ごしましょう。
ホテルアイコンの象徴でもある絶景プール!
(写真提供:ホテルアイコン)
ホテルアイコンには、香港滞在の前後もゆったり過ごせるラウンジも完備
旅行者に優しい設備を整えているのが、香港のホテルアイコンの魅力。チェックイン前やチェックアウト後に、中途半端な時間が空いてしまった時に仮眠をとったり、寛いだりできる「タイムレス・ラウンジ」もそのひとつです。
デザインの美しさも抜かりありません。
タイムレス・ラウンジには有名中国人画家カン・タイクンによる流麗な墨絵が。
(写真提供:ホテルアイコン)
ホテルアイコン以外も!香港島でおすすめのデザイナーズホテル
ホテルアイコンを筆頭に香港には多数の個性豊かなデザイナーズホテルがあります。あらゆる設備が揃った大規模なホテルアイコンとはまたひと味違って、小規模ながら魅力溢れるホテルが散見されます。
香港島側でお勧めのデザイナーズホテルを紹介します。
物語の主人公になった気分で、とことんフォトジェニック空間を満喫できるのが「ミラムーン」。
古代中国のロマンチックなおとぎ話をテーマにした、ウルトラスタイリッシュデザインにうっとり。
ホテルとしてもしっかり機能性が高いので、居心地の良さも保証済みです。
- Mira Moon(ミラ ムーン/問月酒店)
- 香港島コーズウェイベイ地区に位置するミラグループのオシャレなデザインブティックホテル。
- 古代中国のおとぎ話をテーマに、昔の中国神話風の木のパネル、釉薬を塗った陶器、花模様のブラインドなど、斬新なインテリアが特徴です。
- 客室は中国のアンティークファブリックや、壁のシャクヤクの花のディテールなど、伝統的な中国文化を表現
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