アドリア海の真珠。クロアチア「ドブロヴニク」のおすすめ観光スポット
最終更新日:2026.09.02
美しいアドリア海とオレンジ色の屋根瓦のコントラストが人々を魅了する、クロアチアの「ドブロヴニク」。世界遺産にも登録された旧市街は見どころが満載です。
本記事では、クロアチア随一の観光都市・ドブロヴニクの魅力や、絶対に外せないおすすめの観光スポットを厳選してご紹介します。中世の面影を色濃く残す、城壁都市への旅の計画にぜひ参考にしてください。
世界から賞賛される美しい城壁都市ドブロヴニク
ヨーロッパのバルカン半島に位置するクロアチアは、アドリア海沿岸の古い街並みや豊かな自然が魅力の国です。中でも「ドブロヴニク旧市街」は、古くから海洋国家として栄えたクロアチア有数の世界遺産。その歴史は古代ローマ帝国時代、あるいはそれ以前にさかのぼるともいわれ、現在も中世の誇り高きたたずまいを残しています。
ドブロヴニク旧市街は、長い歴史のなかで巧みな外交と堅牢な城壁によって自由と独立を貫いてきました。
しかし、これまで度重なる大火や震災に見舞われ、20世紀末には内戦で数千発の砲弾を浴びて壊滅状態に陥ったことも。その都度街は市民の手により再建され、1979年に世界文化遺産に登録されました。
現在ではクロアチア国内でも非常に治安の良い、世界有数の観光都市として多くの旅行者を魅了し続けています。
ドブロヴニクへの行き方・アクセス
日本からクロアチアへは、定期直行便が就航していません(2026年9月時点)。そのため、ドブロヴニクへ向かうには、フランクフルトやパリ、ウィーンなどヨーロッパの主要空港で飛行機を乗り継いでアクセスするのが一般的です。
また、クロアチアの首都ザグレブからドブロヴニクへ向かう場合は、約510km離れているため、国内線の飛行機や長距離バスを利用して移動します。ドブロヴニク空港から旧市街地へは、車(タクシーや空港シャトルバス)で約20分で到着します。
ドブロヴニクの観光スポット
1周約2kmの城壁に囲まれた小さな旧市街には、宮殿や教会、修道院など、中世の繁栄を色濃く残す歴史的建造物がひしめき合っています。
「地上の楽園」と称されるその美しさは、まさに世界中から絶賛される圧巻の風景です。街に着いたら、まずは焦らず絵になる街並みを眺めながら、のんびりと散策してみましょう。
歴史的な建造物が現在もそのまま利用されているドブロヴニクでは、中世の時代にタイムスリップしたかのような空間で、地元の人々が日常を送っています。細い路地へと足を踏み入れ、現地のリアルな暮らしに触れるのも、この街を旅する醍醐味の1つです。
旧市街は階段や石畳が多く滑りやすいため、スニーカーなど歩きやすい靴での観光が必須です。
ドブロヴニク旧市街を一望!絶景の遊歩道散策
クロアチアが誇る世界遺産・ドブロヴニク旧市街を訪れたら、まず体験したいのが城壁に整備された遊歩道の散策です。
ドブロヴニクの城壁は、街が誕生したとされる7世紀〜8世紀ごろに築かれました。その後、街の発展や外敵からの防衛のために少しずつ拡張され、16世紀ごろにはほぼ現在の姿になったといわれています。
現在では世界中の旅行者が歩ける遊歩道として開放されており、城壁の上からは美しいアドリア海とオレンジ色の屋根瓦が織りなす絶景を一望できます。
旧市街の中心「ルジャ広場」
絶景の散策を楽しんだ後は、旧市街の中心部に位置する「ルジャ広場」へ。ここはかつて集会や交易の場として栄えた、ドブロヴニクを代表するランドマークの1つです。
広場の周囲には、30分ごとに鐘の音が響き渡る高さ31mの「時計塔(鐘楼)」や、ゴシック様式とルネサンス様式が見事に調和した「スポンザ宮殿」など、見どころが密集しています。広場に立つだけで、中世海洋国家としての豊かな歴史と繁栄を肌で感じることができるでしょう。
旧市街のメインストリート「プラツァ通り」
旧市街のメインストリートである「プラツァ通り」は、ルジャ広場からピレ門まで東西に約200mにわたって続き、昼夜を問わず多くの人々であふれる華やかなスポットです。
石灰岩の石畳が敷かれた通りの両側には、おしゃれなカフェやお土産店がずらりと軒を連ねています。歴史的な街並みを眺めながらの散策はもちろん、歩き疲れた際の休憩や、クロアチアならではの特産品を探す買い物にも最適です。
プラツァ通り沿い「フランシスコ修道院」
プラツァ通り沿いには、高い鐘楼と大きな外壁が特徴的な「フランシスコ修道院」が建っています。敷地内にはヨーロッパにおいて3番目に古いとされる歴史ある薬局があり、現在も実際に営業を続けています。
併設されている博物館には、14世紀に使用されていた圧搾機や薬壷、手書きの処方箋などが展示されており、当時の医療や薬学の歴史を知ることができます。また、美しい中庭を囲む回廊は荘厳な雰囲気を保ち、柱の上部(柱頭)には人間や動物の顔をモチーフとしたユニークな彫刻を見つけることができます。
旧市街のシンボル「オノフリオの大噴水」
ピレ門の手前では、ドーム型の巨大な「オノフリオの大噴水」が目を引きます。15世紀に建造されたこの天然湧水の噴水は、1667年の大地震によってかつての華麗な装飾の多くが失われてしまいました。
しかし、16面の顔のレリーフは当時の姿をとどめており、現在もそれぞれの口から水を勢いよく吹き出しています。
ノスタルジックな風景「旧市街の港」
城壁の東側に位置する「旧市街の港(旧港)」も、ドブロヴニク散策の途中で忘れずに足を運びたいスポットです。
透き通るアドリア海に小さな船が停泊する穏やかな光景を眺めながら、名作映画の舞台やロケ地となった美しい街並みに思いを馳せるのは、まさに格別な時間となるでしょう。ベンチに座って、のんびりと海風を感じながらほっとひと息つくのにも最適です。
おすすめグルメ!絶品シーフードとクロアチアワイン
アドリア海に面したドブロヴニク旧市街にはシーフード自慢のレストランが点在しており、近海で獲れた新鮮な生牡蠣やロブスターなどの豊富な海の幸を堪能できます。
また、ドブロヴニク近郊に位置するペリェシャツ半島やコルチュラ島は、クロアチア有数のワインの産地として有名です。美味しいシーフードとともに、上質なクロアチアワインを手頃な価格で楽しめるのもこの街の大きな魅力です。
おすすめのお土産!伝統的な刺繍やハンドメイド雑貨
ドブロヴニクでは古くから伝統的な刺繍やレース編みが盛んに行われています。そのため、お土産には温かみのあるハンドメイドグッズがおすすめです。
旧市街の広場に出る露店や専門店では、地元のおばあちゃんが刺繍や編み物をしながら店番をしている姿を見かけることも。この街ならではの穏やかな風景を楽しみながら、ぜひお気に入りの一品を探してみてください。
ドブロヴニクのおすすめ宿泊エリア
個人旅行で訪れる際は、観光の拠点となるドブロヴニク旧市街へアクセスしやすいホテルへの宿泊がおすすめです。アドリア海を見晴らすオーシャンビューの部屋を選べば、滞在中も美しい海の絶景を心ゆくまで堪能でき、世界遺産の街での滞在がより思い出深いものになるでしょう。
日本では見ることのできない美しい景色に圧倒されるドブロヴニク旧市街。クロアチアが誇る世界遺産は一度は訪れたいスポットです。
まとめ:アドリア海の真珠「ドブロヴニク」で一生の思い出に残る旅を
美しいドブロヴニク
中世の面影を色濃く残す美しい城壁都市「ドブロヴニク」。絶景の城壁遊歩道から歴史あるプラツァ通りの散策、アドリア海の新鮮なシーフードや上質なクロアチアワインの堪能まで、旧市街には旅の魅力がぎゅっと詰まっています。
日本からの直行便はないものの、ヨーロッパ主要都市からのアクセスも良く、その圧巻の美しさは人生で一度は訪れる価値がある特別な場所です。次の海外旅行は、ぜひアドリア海の真珠・ドブロヴニクへ足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない特別な思い出になるはずです。
▼クロアチア旅行をお探しの方はこちら
投稿日:2019.10.18
