独自の文化が根付くカタルーニャ州の州都、バルセロナ。古代からの長い歴史的背景と、ガウディをはじめとする近代アートが見事に融合したこの街は、まさに屋根のない美術館です!
2026年2月、サグラダ・ファミリアのメインタワーである「イエスの塔」がついに完成を迎え、ますます世界中から注目を集めています。この記事では、サグラダ・ファミリアはもちろん、絶対に訪れておきたいバルセロナの必見スポットをご案内いたします。

バルセロナのおすすめ観光スポット

スペイン・バルセロナの人気の理由は、魅力的な観光スポットの多さにあります。市内にはローマ時代の遺跡や旧市街の街並みが数多く残っています。また、世界的な建築家のアントニ・ガウディをはじめ、ミロ、ダリ、ピカソなど、そうそうたる芸術家が活躍した地でもあることから、アートの街としても発展してきました。
またフランスやイタリアにも近い港町という土地柄、街全体に新しいものを好む気風があります。最先端のブティックやカフェ、雑貨店などのおしゃれなスポットが多いことも、たくさんの人を惹きつける理由の1つかもしれません。 ここでは「アート」と「歴史」にテーマを絞ってご紹介していきます。

サグラダ・ファミリア

スライダー画像 140年以上進化し続けるサグラダ・ファミリア
サグラダ・ファミリア 世界遺産にも登録されている「生誕のファサード」

ガウディが生涯をかけて手がけた代表作「サグラダ・ファミリア」は外せません。
1882年に建設が開始され、「未完成の傑作」として知られてきたサグラダ・ファミリアですが、ガウディ没後100周年にあたる2026年、ついに歴史的な節目を迎えました。聖堂の中心となるメインタワーであり、最も高い「イエスの塔(イエス・キリストの塔)」が完成したのです。頂上には巨大な十字架が掲げられ、全体の高さは172.5メートルに到達。これにより、サグラダ・ファミリアは世界で最も高い教会となりました。
2026年6月10日には「イエスの塔」の完成披露イベントが開催される予定となっており、現地は世界中から集まる多くの人々でさらなる盛り上がりを見せています。

大胆かつ複雑な建築様式で造られた建物は圧倒的な存在感を放っています。キリストの生涯や受難を描いたファサード(門)の精巧な彫刻には圧倒されることでしょう。
なかでも、ガウディが直接指揮を執って完成させた「生誕のファサード」と「地下聖堂」は、2005年にユネスコの世界遺産(アントニ・ガウディの作品群)に追加登録されており、歴史的価値の非常に高い見どころです。

内部に入ると、巨大な柱が立ち並ぶ森を思わせる空間にステンドグラスを通した光が差し込み、神々しく幻想的な雰囲気に包まれます。
いよいよ完全な姿へと近づきつつあるサグラダ・ファミリアの最新の姿を目撃することは、今のバルセロナ観光で最大のハイライトになるはずです

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グエル公園

グエル公園ガウディによる作品が楽しめる世界遺産グエル公園

バルセロナには、アントニ・ガウディが手がけた名建築が数多く残されています。おとぎ話の世界のような楽しい雰囲気の「グエル公園」には、カラフルな破砕タイルを散りばめた大きなサンショウウオ(通称トカゲ)の噴水像と、石で造られた回廊があります。世界遺産にも登録されている同公園内で、これらは特に人気の見どころとなっています。

カサ・ミラ

bcn_casamila_dams_531f8a6f-6cf7-43e5-ab16-6d4789cb4d10.jpg「ラ・ペドレラ(石切り場)」とも呼ばれるガウディの傑作

地中海の波をイメージしたという、曲線的な外観がユニークな「カサ・ミラ」も見どころの1つです。ガウディが手がけた最後の民間住宅であり、こちらも世界遺産に登録されています。

カタルーニャ音楽堂

カタルーニャ音楽堂建築家ムンタネーの最高傑作 世界遺産カタルーニャ音楽堂

また、ガウディのライバルだったと言われる建築家ドメネク・イ・モンタネールが設計したコンサートホール「カタルーニャ音楽堂」も人気のあるスポットです。建物内は、花をモチーフにしたステンドグラスやタイル、彫刻などで埋め尽くされるように装飾されており、贅を尽くした華やかな空間が広がっています。

バルセロナの美術館めぐり

アートが好きな人なら、美術館もぜひチェックしてみてください。バルセロナ市内にはピカソ美術館、ミロ美術館、バルセロナ現代美術館といった、見応えのある美術館が目白押しです。少し足を延ばせば、郊外のフィゲラスにダリ美術館もあります。
一方で、街の小さなギャラリーをめぐると、優れた現代アートに触れることもできます。

サンタ・エウラリア大聖堂

サンタ・エウラリア大聖堂ゴシック様式のカテドラル サンタ・エウラリア大聖堂

スペイン・バルセロナに行くなら、街の歴史を物語る貴重なスポットにも足を運びましょう。ランブラス通りからライエタナ通りの間の一区画に、ローマ帝国時代には街の中心だったという旧市街「ゴシック地区」があります。石畳の小道が迷路のように入り組んでいるのが特徴で、中世にタイムスリップしたような感覚が味わえるエリアです。

旧市街見物の目玉は、中心にそびえるゴシック様式の大聖堂「カテドラル(サンタ・エウラリア大聖堂)」です。荘厳で迫力ある外観はもちろんのこと、内部にもレパントのキリスト像や美しい聖歌隊席、ステンドグラスなど、芸術的な見どころが数多くあります。

ランブラス通り

サン・ジョセップ市場観光客が訪れる人気スポット サン・ジョセップ市場

カフェやお土産店が立ち並ぶ「ランブラス通り」では、ショッピングやグルメを満喫できます。通りの中ほどには、バルセロナ市民の台所といわれる「サン・ジョセップ市場」があり、食べ歩きできるスナック類やお菓子、新鮮なカットフルーツやジュースなどが味わえます。

本場スペインのイベリコ豚を堪能しよう

イベリコ豚スペインに行ったら食べたい! イベリコ豚

ランチには、バゲットに切れ込みを入れてイベリコ豚の生ハムやチーズを挟んだ、スペイン発祥のサンドイッチ「ボカディージョ」が大人気です。せっかく本場スペインのバルセロナに行くのですから、イベリコ豚はぜひ味わいたいですね。
夜は「バル」と呼ばれる飲食店で、たくさんの種類のタパス(小皿)料理や、本場のサングリアに挑戦してみましょう。

オプショナルツアーには、バルめぐりとサグラダ・ファミリア夜景観賞がセットになったものがあります。地元の人たちの熱気であふれるバルは、初めての旅行者が入るには少し勇気がいるかもしれません。また、複数人でめぐった方が、少量ずつ多くの種類を楽しめるというメリットもあります。そのため、旅行の早い日程で1度バルの現地オプショナルツアーを組み込んでおくことをおすすめします。オプショナルツアーへの参加でバルの仕組みを理解でき勇気が持てたなら、さっそく翌日の夜から単独でバルへ繰り出しましょう。旅は冒険です!
イベリコ豚の生ハムをはじめ、おいしそうなハム・ソーセージ・ベーコン類は検疫のため日本への持ち込みが厳しく制限されています。そのため、現地のバルセロナで十分に味わって帰りましょう。

【バルセロナ】プライベートバル巡りツアー(約15,480円~)

バルセロナまでの行き方

現在、日本からバルセロナへの直行便はないため、ヨーロッパ主要都市での乗り継ぎが一般的です。到着まで18時間以上の空の旅となりますが、機内でくつろいだり計画を立てたりと、旅への期待を高めるワクワクする時間になるはずです。現地で魅力を存分に味わえるよう、ゆとりを持った計画で出発しましょう。

最後に

旧市街には、古い建造物を利用した趣あるホテルが複数あります。新市街の便利で近代的なホテルも快適ですが、クラシカルな雰囲気が好みであれば旧市街のホテルを選んで異国情緒に浸ることもできます。

カルチャー全般に興味がある好奇心旺盛な人なら、スペイン・バルセロナ旅行は興奮が止まらないはずです。マイナーなスポットを含めると、見どころはまだまだあるので、一度行くとリピートしたくなるかもしれません。
バルセロナは魅力的な見どころが街にあふれているため、歩いてめぐるのが楽しい街です。また、路線バスや地下鉄、タクシーなどの公共交通機関も充実しています。路線バスと地下鉄の共通券を利用したり、オプショナルツアーの集合場所が離れている場合はタクシーを使うなど、移動手段を使い分けることで、疲れを残さず観光を楽しめるでしょう。春夏は日差しが強いので、スニーカーなどの歩きやすい靴と帽子を忘れずに用意しましょう。バルセロナは、心躍る旅先としておすすめの街です。今年の旅先の候補にしてみてください。

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