スイス_ユングフラウ
スイスは日本の九州ほどの面積で、フランス・ドイツ・イタリア・オーストリアと国境を接する内陸国です。
アルプス山脈に囲まれた雄大な自然が織りなす美しい山岳風景は、スイスを代表する感動の絶景。
山岳リゾート地と知られているツェルマットやグリンデルワルト、旧市街が世界遺産に登録されている美しい街並みのベルンなど日本では見られない壮大な景色が広がり、さまざまな世代や新婚旅行でも人気の旅行先になっています。

この記事では6日間や8日間でスイスに行く場合の旅行費用や物価、現地で必要な費用について解説します。
充実したスイス旅行になるよう、ぜひ参考にしてみてください。
(2025年2月、1スイス・フラン(CHF)=約169円での換算)

スイスの物価ってどのくらい?

スイス_紙幣
スイスはEUに加盟していないため、通貨はスイス・フラン(CHF)です。
1スイス・フラン(CHF)=約169円前後。(2025年2月現在)
スイスは日本よりも物価が高く、世界で最も物価が高い国の1つと言われているほど。
食費は日本の2倍もしくはそれ以上かかり、とくにレストランなどでの外食は費用が高くなる傾向です。

どれほど物価が高いのか食費の一例で見てみましょう。

・ミネラルウォーター 500ml 450円前後 
・スターバックスの「トールサイズラテ」 1,200円前後
・マクドナルドの「ビックマック」単品価格 1,300円前後
・カップラーメン 1個 550円~800円
・コーラ飲料(レストランでの提供)700円前後
ミネラルウォーターなどは購入する場所によっても値段が大きく変わってきます。
スーパーなどであれば上記料金より比較的安く購入できる場合もあるので、時間に余裕がある時や、節約をしたい場合にはスーパーをうまく活用することをおすすめします。

スイスの旅行費用ってどのくらい必要?

スイス_ルツェルンの朝の風景スイスへの旅行日数は6日間から8日間が人気です。

スイス旅行の手段として、パッケージツアーと個別で手配していく個人旅行があります。
旅行の目的に合わせて選択しましょう。

【パッケージツアーのメリット】
個別で手配する手間を省けることが最大のメリットです。
航空券とホテルがセットになっているものが多く、いろいろな商品が展開されているので、自分に合った商品を選べます。
また、比較的個別で手配する場合よりも費用を抑えられる場合が多いです。
【個人旅行のメリット】
宿泊するホテルを1泊ずつ変えたり、スケジュールを自由自在にプランニングできるメリットがあります。
ただし、航空券とホテルを個別に手配する場合、空港からの移動手段も含めて自分で計画する必要があります。

ここでは6日間、8日間でスイス旅行(個人旅行)に2人で行く場合の、1人あたりの予算について解説します。(2025年2月時点の目安)

6日間のスイス旅行費用

スイス_チューリッヒ旧市街6日間のスイス旅行費用(個人旅行)の相場は1人あたり約440,000円~です。
(※チューリッヒ~ツェルマットなど周遊プランを想定。)
内訳は下記の表です。
項目費用
航空券(往復)約180,000円~
ホテル・宿泊約80,000円~
食費約65,000円~
交通費約50,000円~(スイストラベルパス3日間利用)
Wi-Fi・通信約6,000円~
観光・アクティビティ約30,000円~
海外旅行保険約3,000円~
ビザ申請費用7ユーロ(約1,130円)
(※2025年2月現在は不要、今後ビザ導入予定)
お土産・ショッピング約20,000円~

8日間のスイス旅行費用

スイス_ツェルマット8日間のスイス旅行費用(個人旅行)の相場は1人あたり約540,000円~です。
(※チューリッヒ~ツェルマット、グリンデルワルトなど周遊プランを想定。)
内訳は下記の表です。
項目費用
航空券(往復)約180,000円~
ホテル・宿泊約120,000円~
食費約90,000円~
交通費約60,000円~(スイストラベルパス4日間利用)
Wi-Fi・通信約8,000円~
観光・アクティビティ約50,000円~
海外旅行保険約3,700円~
ビザ申請費用7ユーロ(約1,130円)
(※2025年2月現在は不要、今後ビザ導入予定)
お土産・ショッピング約30,000円~

※上記は一例で、出発時期や宿泊するホテル、現地での過ごし方によって必要な費用は変わってきます。

スイス旅行前に手続きが必要な6つの項目と費用

スイス旅行にかかる費用は出発前と現地滞在時にかかる費用に分けられます。
旅行の計画を立てる際、興味のある観光スポットと合わせて、どれくらいの費用が必要かを事前に調べておくと安心です。

まずは旅行前に必要な費用について解説します。

航空券

スイスへの航空券
スイスの航空券費用は出発時期や予約のタイミング、利用する航空会社によって大きく異なります。

エコノミークラス利用の場合、東京発スイス・チューリッヒ直行便、往復航空券の費用は1人当たり約180,000円〜が相場です(閑散期出発の一例)。
※航空券代金のほかに燃油サーチャージや諸税などを含みます。
東京からチューリッヒまで直行便利用の場合、約14時間30分のフライトです。

一方、乗り継ぎ便利用の場合、往復の料金は約150,000円~が相場です(閑散期出発の一例)。
ドーハやイスタンブール、アブダビ経由などが多く、乗り継ぎ便の間隔にもよりますが約20時間~のフライトです。

乗り継ぎ便は直行便比べるとお得ですが、所要時間が長くなるので、乗り継ぎ回数等も確認して旅程に無理が生じないように計画しましょう。

予算を抑えたい場合には、夏休み、年末年始、ゴールデンウィーク等の大型連休を避けて予約をするとよいでしょう。

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宿泊費

スイス ゴルナーグラート クルムホテル
スイスはチューリッヒ、ジュネーブなどの都市に宿泊する場合と、ツェルマットなど山岳リゾートに宿泊する場合とでは宿泊費が大きく変わってきます。
また、価格を重要視したスタンダードホテルから、サービスや部屋などトップクラスの最高級ホテルまでさまざまなホテルがあります。

都市部のホテルでも宿泊するホテルによって費用は大きく変動します。
観光地へアクセスしやすい立地や部屋の広さ、朝食付きなど、予算と合わせて希望条件に近いホテルを探しましょう。
また、駅から近いホテルにすると観光スポットへアクセスしやすく交通費も抑えられます。

【チューリッヒ・ホテル料金の一例】(2名1室利用時の1泊1名あたり)
スタンダードホテル(2~3つ星):約10,000円~
スーペリアホテル(3~4つ星):約15,000円~
デラックスホテル(4~5つ星):約20,000円~
ラグジュアリーホテル(5つ星):約25,000円~
ツェルマットなど山岳リゾートのホテルはチューリッヒなど都市部と比較すると高めです。
【ツェルマット・ホテル料金の一例】(2名1室利用時の1泊1名あたり)
スタンダードホテル(2~3つ星):約21,000円~
デラックスホテル(4~5つ星):約30,000円~
ラグジュアリーホテル(5つ星):約46,000円~

※宿泊する時期によって料金は異なります。

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観光&オプショナルツアー費用

スイス_ゴルナーグラート費用の目安:1日あたり約10,000円~
スイスでは山岳地のゴルナーグラート展望台やユングフラウヨッホなど雄大な自然を体感できるスポットが人気です。
展望台までのゴンドラや登山電車の乗車代などを含めると観光費も高めの予算が必要です。
一例を見てみましょう。
・マッターホルンが見えるゴルナーグラート展望台までツェルマットからの乗車代金:往復132CHF(約22,300円)※ハイシーズン(6月~8月の料金)
・ヨーロッパの中で最も標高の高い駅と言われるユングフラウヨッホ駅までグリンデルワルトからの乗車代金:往復228CHF(約38,600円)※ハイシーズン(夏季)
※乗車する時期によって料金は異なります。

また、スイスは美術館や博物館なども人気の観光スポット。

・チューリッヒ美術館(チューリッヒ):24CHF(約4,100円)
・アインシュタインの家(ベルン):7CHF(約1,200円)
・マッターホルン博物館(ツェルマット):12CHF(約2,100円)
※スイストラベルパスを持っていると鉄道や美術館・博物館の入場料が割引になる場合もあり、費用を抑えられます。

効率よく観光をするならオプショナルツアーへの参加もおすすめです。
オプショナルツアーのメリットは公共交通機関では行きにくい場所や混雑時の施設への入場も比較的スムーズ、言葉が通じるかなどの不安がある方にもおすすめです。
オプショナルツアーの一例を見てみましょう。

・ゴルナーグラート展望台や半日ハイキングを楽しめる「リッフェルベルク半日ハイキング」(ツェルマット発):15,570円~。
・チューリッヒから日帰りでツェルマット観光に行く「列車で行くツェルマット1日観光」:40,590円~。
・チューリッヒの市内観光とリンツチョコレート博物館に行く「チューリッヒ市内観光とチューリッヒ湖ショートクルーズ+リンツチョコレート博物館訪問」:13,470円~。
幅広く豊富なオプショナルツアーがあります。

▼スイスのオプショナルツアーはこちら

ポケットWi-FiまたはSIM(プラスチックSIM、eSIM)などの通信費

wifi費用の目安:1日あたり約980円~

主流はSIMカードやeSIM、ポケットWi-Fiのレンタルです。
海外ローミングの設定自体は簡単ですが、他と比べると割高になることがあります。

▼海外旅行ならHISのレンタルWi-Fi(外部サイト)HISモバイルのWi-Fi

海外旅行保険

海外旅行保険
海外では日本の保険が適用されず、病院にかかった際には想像以上に高額な医療費が発生します。
旅行先での怪我や病気等、万が一の事態に備えて海外旅行保険に加入することをおすすめします。
盗難にあった際にも保険が適用されますので安心です。
【海外旅行保険の費用】
6日間:約2,800円~(1人当たり)
8日間:約3,700円~(1人当たり)
※利用する保険会社や加入プランにより費用は変わります。

クレジットカード付帯の海外旅行保険もあります。
ただし、旅行費用を該当のクレジットカードで支払いした場合のみ適用など、条件によって保険が適用されない場合もありますので、お持ちのクレジットカードの海外旅行保険を利用する場合にはどのような補償内容なのか必ず出発前に確認しましょう。

ビザ申請費用

スイス_ビザ・ETIAS
2025年より日本国籍のパスポートでシェンゲン加盟国に渡航する場合、ETIAS(欧州渡航情報認証制度、エティアス)への申請が必要となります。(導入時期は2025年2月現在未定です。)
スイスもシェンゲン加盟国のため、ETIASの取得が必要です。
【利用条件】
・90日以内の一般的な観光
・短期のビジネス
・目的地に向かうための乗り継ぎ、乗り換え(※トランジットエリアから出ない場合)
有効期間は3年間またはパスポートの失効日までで、有効期間内であれば何度でも対象国に渡航できます。

申請費用は7ユーロ(約1,130円)、18歳以下と70歳以上は無料です。

申請はオンラインのみ。
申請後承認されると「渡航認証許可」がメールで届きます。
承認結果は当日中とされていますが、最大30日かかることもあるため、早めに申請しておくと安心です。
詳しくは、ETIAS公式サイト(外部サイト)でご確認いただけます。

スイス旅行 ツアーの費用はどのくらい?

スイス旅行のツアーには航空券代と宿泊費に加え、世界遺産の街やアルプスの名峰、展望台を訪れたり、人気の氷河特急に乗車する周遊プラン、名物料理の食事付きプランなどさまざまツアーが展開されています。

たとえばチューリッヒに滞在する5日間のフリープランの場合、約¥200,000~(1~2月出発)が目安です。
しかし、スイスを観光で訪れる多くの人はスイスの壮大な自然を堪能したいと思う人が多いのではないでしょうか?
観光に適した春~秋頃に出発する周遊ツアーの価格を見てみましょう。
可愛らしい街並みのルツェルンや鉄道を利用してツェルマットなどを周遊する8日間のパッケージツアー(添乗員は同行しません)の場合、約¥390,000~(4月~10月出発)が目安です。

また、スイス旅行は出発から帰着まで添乗員が同行する添乗員同行ツアーが人気です。
人気の理由は添乗員に不明点を相談できる安心感や充実したパッケージツアーの内容です。
添乗員同行ツアーでユングフラウヨッホやゴルナーグラート展望台の観光、氷河特急などに乗車する8日間ツアーの場合、約¥600,000~(5月~9月出発)が目安です。
添乗員が同行しないツアーと比較すると少々料金は高くなりますが、食事や観光が充実しているプランが人気の理由です。

ツアーの予算に現地でかかる費用をプラスすると予算が立てやすくなります。

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スイス旅行の費用を安くするには?

1.旅行の時期スイス_氷河特急・冬
スイスはハイキングなど観光に適した時期は6月~9月頃です。
その時期は航空券やホテル代金が年間で最も高い時期になるので、なるべく安くスイス旅行をしたい方は避けるべき時期です。
逆に年末年始を除く1月〜2月のオフシーズンは比較的航空券代金等は抑えられますが、地域によっては雪が降り、非常に寒くなります。
スキーやスノーボードなどウィンタースポーツを楽しみたい場合、絶景列車に乗車して冬ならではの雪景色を見たいという場合にはおすすめの時期です。

スイスは旅行の目的によって訪れるべき時期が異なります。
旅行目的を決めてから出発時期やプランを決めるとよいでしょう。

2.フリープランも選択肢の1つスイス_山と湖
上述しましたが、スイス旅行は添乗員同行ツアーが人気です。
しかし、さらに旅費を抑えたい場合は航空券とホテルがセットになったフリープランを利用するのも1つの方法です。
フリープランの場合は観光や食事などは自分で計画する必要がありますが、制限なく自由に行動できるというメリットもあります。

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スイス滞在中に必要な費用

スイス滞在時に必要な3つの費用について見ていきましょう。

食事代

スイス_チーズフォンデュ費用の目安:1日あたり約15,000円~
スイスは日本より物価が高く、とくに外食の場合は1日約15,000円~が目安となるでしょう。

レストランでランチをしようとすると1食あたり約3,000円~4,000円かかります。
ディナーの場合、一般的なレストランでも約5,000円~7,000円、さらにお酒を楽しむと約8,000円~が目安です。
お酒も楽しみたいという場合は、食費に1日あたり最低でも1万5,000円~の予算を用意しておくと安心です。

ファストフード店のハンバーガーセットも12~15CHFほどなので日本円で約2,000円~2,600円ほどと日本と比較すると高額です。

食費を抑えるにはスーパーの利用がおすすめ。
旅行の醍醐味でもある食事ですが、旅行中の何日かをスーパーマーケットの食材で済ませることで旅行中の費用が抑えられます。
スイスではMIGROSやCOOPといったスーパーをよく見かけ、店内でパンも販売されており、約1~2CHF(約170円~340円)~。
菓子パンは約2~4CHF(約340円~670円)~、惣菜パンは5CHF(約850円)~と少し料金が高めです。

物価の高いスイスですが、スーパーで生ハムは比較的お手頃な約3CHF(約500円)~販売されています。
ランチはスーパーでパンと生ハムなどを買ってサンドイッチにして、公園や広場でピクニックもおすすめ。
美しい景色を堪能しながら現地で暮らしているような気分を味わってみるのもいいですね。

スーパー以外にもフードコートのような市場もあるため、滞在中はレストラン、フードコート、スーパーでのテイクアウトなどをうまく組み合わせて食費を抑えるのも方法です。

交通費

スイス_チューリッヒ_路面電車費用の目安:1日あたり2,500円~
スイスは鉄道やバスなどが発達しており、個人で観光する際は公共交通機関の利用が便利です。
ただし、スイスを周遊する場合などプランによって交通費も大きく変わってきます。
一例としてチューリッヒ市内の交通費の目安を見てみましょう。
【トラム、バス】
トラム(路面電車)やバスを利用できる共通チケットがあります。
1時間乗り放題チケット 4.4CHF(約760円)、24時間利用可能チケット 9.2CHF(約1,590円)など。

また、チューリッヒ市内のトラム、バス、電車に乗り放題、多くの美術館に無料または割引料金で入場できるお得なチューリッヒカードもあります。

【チューリッヒカード料金一例】
24時間利用可能 29CHF(約5,020円)、72時間利用可能 56CHF(約9,700円)。
【タクシー】
地域やタクシー会社によって料金の差はありますが、チューリッヒでのタクシーの初乗り料金は約5~6CHF(約870円~1,000円)が目安です。
その後1km走行するごとに約2CHF(約350円)ずつ料金が加算されます。
スイスはタクシーでのトラブルが少ないと言われ、料金設定は高めですが、観光客も安心して利用できます。

【鉄道パス】
そのほかにもスイス国内を周遊するならスイストラベルパスがお得!
スイス周遊では欠かせない鉄道。
その鉄道・バス・湖船などが乗り放題なうえ、主要75都市の市バスや市電も乗り放題。
さらに主要な山岳交通の路線が半額で利用できるうえに、人気の氷河特急やベルニナ急行にも利用できます。(※座席指定代金は別途有料)
【スイストラベルパス料金一例】
3日間有効 244CHF(約42,350円)、4日間有効 295CHF(約52,200円) (※いずれも2等)

※交通費は2025年2月時点の料金です。予告なく変更になる可能性があります。

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お土産・ショッピング代

スイス_ベルンのショッピングストリート費用の目安:約15,000円~
海外旅行では、お土産選びやショッピングも楽しみの1つ。
スイスのお土産で人気のものをピックアップしてみましょう。

【食べ物】スイス_チョコレート・チョコレート
Lindt(リンツ)など有名なメーカーからスイス国内でも一部の地域でしか販売されていないものまで種類豊富。
Toblerone(トプラローネ)やFREY(フレイ)のチョコレートはスーパーでも購入できるので、ばらまき用のお土産にもおすすめです。
チーズ
新鮮な生乳を使用して作られたチーズは風味豊か。
真空パックになっているものであれば日本に持ち込み可能です。
持ち帰る際は飛行機の預け荷物に入れるようにしましょう。
・ハーブティー
スイスで栽培されているオーガニックのハーブティーが人気。
風邪をひいた時など体調不良時におすすめのハーブティーもあります。

【雑貨】スイス_カウベル・カウベル
元は牛の首に着ける鈴ですが、今では伝統工芸品としてスイスを代表するお土産の1つです。
革製のストラップにはさまざまな装飾が施され、インテリアとしてお土産にも人気。
・時計
メイドインスイスの時計は精巧で世界中で人気。
高級時計もありますが、Swatchなど少し手頃な値段で購入できるものもあり、スイスでしか購入できないデザインは人気です。

スイス旅行を予約する前に知っておきたいこと

スイス旅行を予約する前にスイスの基本情報を知っておくと、旅行の計画に役立つかもしれません。

チップは必要?

レストランなどではサービス料が料金に含まれている場合が多く、基本的にチップの必要はありません。
良いサービスを受けた場合、タクシーやホテルなどで重い荷物を持ってもらった場合などは2~3CHFを渡すとよいでしょう。

スイス旅行のベストシーズンはいつ?

スイス_ハイキング
スイス旅行は目的によってベストシーズンが異なります。

【観光が目的の場合】
4月~10月:暖かくなってくる春、山岳リゾートが緑豊かな景観になる夏、紅葉の季節の秋と春~秋頃までが観光や散策に適しています。

【ハイキングが目的の場合】
6月~9月:雪も少なくなり、雄大な大自然を堪能するのにぴったりの季節です。
ただし、旅行代金は一年の中で最も高いシーズンになります。

【スキーなどウィンタースポーツが目的の場合】
1月~2月:白銀のスイスアルプスを眺めながら広大なゲレンデでウィンタースポーツを楽しめます。
ウィンタースポーツだけでなく、氷河特急やベルニナ急行などの景観列車は冬季も運行しているので、雪景色のアルプスを満喫したいという場合もおすすめの季節です。(氷河急行は10月中旬~12月初旬までメンテナンスのため運休する場合があります。)

スイスの治安は?

スイスはヨーロッパの中でも治安が良い国と言われ、比較的安心して観光を楽しめます。
それでも空港や駅など人が多く集まる場所ではスリや置き引きなどに注意が必要です。
荷物の管理には気を付けましょう。

スイスの支払い方法は?両替は?

スイス_両替
スイスでレストランやショッピングなどの支払い方法は現金のほかMastercardかVisaなどのクレジットカードも一般的によく利用されています。
多額の現金を持ち歩かなくても多くの場所でクレジットカードが利用できます。
海外で利用できるデビットカードもクレジットカード同様利用できるお店が多いです。
まれに小規模店や中心部から離れた地方のお店ではクレジットカードやデビットカードが利用できない場合もあり、またチップが必要だったり、有料のトイレもあるので現金も用意しておくと安心です。
現金の両替は出発時に日本の空港でも、到着時のスイスの空港、ホテルなどでできます。
大きな差はありませんが、スイス国内の方がレートが良い場合が多いです。

各項目の予算を参考にスイス旅行を計画しよう

スイス旅行は比較的期間が長く、周遊プランが主流です。
必ず行きたい場所や購入したいもの、食べたいものなどをリストアップしてから予算を算出するとプランが組みやすくなるかもしれません。

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