ロンドンやコッツウォルズ地方など、訪れる都市によってさまざまな表情を持つ人気の旅行先、イギリス。
ロンドンは大都市でありながら、バッキンガム宮殿やウェストミンスター寺院など歴史的建造物も多く、街中に自然豊かな美しい公園も広がる魅力的な街です。
ロンドンから電車で約1時間30分で行けるコッツウォルズ地方は、まるでおとぎ話の世界に足を踏み入れたような美しい景色が広がります。

この記事では3泊5日や1週間(5泊7日)でイギリスに行く場合の旅行費用や物価、現地で必要な費用について解説します。
充実したイギリス旅行になるよう、ぜひ参考にしてみてください。

イギリスの物価ってどのくらい?

イギリス_両替

イギリスはEUに加盟していないため、通貨は£=ポンド(GBP)です。

1ポンド=約198円です。(2025年8月現在)

イギリスの物価は日本より高めで、とくにロンドンなどの都市部や人気の観光地ほど、食事代や宿泊費用は高くなる傾向にあります。
イギリスの物価の一例を見てみましょう。

  • ミネラルウォーター 500ml (スーパーマーケットの場合)0.6~1.2ポンド(約120~240円)
  • スターバックスの「トールサイズラテ」 4ポンド(約790円)
  • マクドナルドの「ビックマック」単品価格 5ポンド(約990円)
  • ビール 500ml  2~3.5ポンド(約390~700円)
  • ラーメン 12ポンド 約2,380円

ミネラルウォーターやビールなど、購入する場所によって値段が大きく異なる品物もあります。
スーパーマーケットでは比較的安く購入できるので、時間に余裕がある時や、節約をしたい場合にはスーパーマーケットをうまく活用しましょう。

イギリスの旅行費用はどのくらい必要?

リバプールの街並み

イギリスへの旅行日数は3泊5日や1週間(5泊7日)が人気です。
日本からイギリス・ロンドンへは直行便を利用して約12~13時間、時差は日本の方が9時間進んでいます。(サマータイム時は8時間)

イギリス旅行の手段として、パッケージツアーと個別で手配していく個人旅行があります。
旅行の目的に合わせて選択しましょう。

【パッケージツアーのメリット】
個別で手配する手間が省けることが最大のメリットです。
航空券とホテルがセットになっているものが多く、いろいろな商品が展開されているので、自分に合った商品を選べます。また、比較的個別で手配する場合よりも費用が安く済むことが多いです。
【個人旅行のメリット】
宿泊するホテルを1泊ずつ変えたり、スケジュールを自由自在にプランニングできるメリットがあります。
ただし、航空券とホテルを個別に手配する場合、空港からの移動手段も含めて自分で計画する必要があります。

ここからはイギリス旅行に2人で行く場合の、1人あたりの予算について解説します。

3泊5日のイギリス旅行費用

バッキンガム宮殿_衛兵の交代式

3泊5日のイギリス旅行費用(個人旅行)の相場は1人あたり約252,000円~です。(※2025年8月時点の目安)
内訳は下記の表の通りです。

項目費用
航空券(往復)約140,000円~
ホテル・宿泊約30,000円~
食事代約30,000円~
交通費約5,000円~
Wi-Fi・通信約11,500円~
観光・アクティビティ約20,000円~
海外旅行保険約2,000円~
ビザ申請費用16ポンド(約3,170円)
お土産・ショッピング約10,000円~

1週間(5泊7日)のイギリス旅行費用

コッツウォルズの村_バイブリー

1週間(5泊7日)のイギリス旅行費用(個人旅行)の相場は1人あたり約320,000円~です。(※2025年8月時点の目安)
内訳は下記の表の通りです。

項目費用
航空券(往復)約140,000円~
ホテル・宿泊約50,000円~
食事代約50,000円~
交通費約7,000円~
Wi-Fi・通信約16,100円~
観光・アクティビティ約30,000円~
海外旅行保険約2,600円~
ビザ(ETA)申請費用16ポンド(約3,170円)
お土産・ショッピング約20,000円~

上記は一例で、出発時期や宿泊するホテル、現地での過ごし方によって必要な費用は変わってきます。

イギリス旅行前に手続きが必要な6つの項目と費用

イギリス旅行にかかる費用は出発前と現地滞在時にかかる費用に分けられます。旅行の計画を立てる際、興味のある観光スポットと併せて、どれくらいの費用が必要かを事前に調べておくと安心です。

まずは旅行前に必要な費用について見ていきましょう。

航空券

イギリスへの航空券

イギリスの航空券費用は出発時期や予約のタイミング、利用する航空会社によって大きく異なります。

エコノミークラス利用の場合、東京発ロンドン直行便、往復航空券の費用は1人当たり約190,000円〜が相場です(閑散期出発の場合の一例)。
※航空券代金のほかに燃油サーチャージや空港使用料、諸税などを含みます。
いっぽう乗り継ぎ便利用の場合、往復料金は約140,000円~が相場です(閑散期出発の一例)。
直行便に比べるとお得な航空券もありますが、ロンドン到着までの所要時間が長くなったり、乗り継ぎ回数が多くなるフライトもあります。旅程に無理が生じないように計画しましょう。

ロンドンの航空券は例年1月頃が安い傾向にあります。予算を抑えたい場合には、夏休み、年末年始、ゴールデンウィークなどの大型連休を避けて予約をするとよいでしょう。

▼イギリス行きの航空券予約はこちら

宿泊費

ロンドンのホテル・客室

イギリスの中でも一例としてロンドンの宿泊費を見てみましょう。
ロンドンには価格を重要視したスタンダードホテルから、ロケーションやサービスおよび部屋などトップクラスの最高級ホテルまでさまざまなホテルがあります。

宿泊するホテルによって費用は大きく変動します。人気の観光地にアクセスしやすい立地や部屋の広さ、朝食付きなど、予算と合わせて希望条件に近いホテルを探しましょう。

【2名1室利用の場合の1泊1名あたり】
  • スタンダードホテル(2~3つ星):約10,000円~
  • スーペリアホテル(3~4つ星):約15,000円~
  • デラックスホテル(4~5つ星):約20,000円~
  • ラグジュアリーホテル(5つ星):約50,000円~
※宿泊する時期によって料金は異なります。

▼ロンドンのホテル予約はこちら

観光&オプショナルツアー費用

イギリス_ストーンヘンジ

イギリスには「バッキンガム宮殿」や「ストーンヘンジ」、「コッツウォルズ」など、訪れたいスポットがたくさんあります。
オプショナルツアーを利用すれば、公共交通機関では行きにくい場所や混雑時の施設への入場も比較的スムーズで、言葉が通じるかなどの不安がある方にもおすすめです。
効率的に観光ができるので、予算を決めてオプショナルツアーに参加してみてはいかがでしょうか。

おすすめのオプショナルツアーを一部ご紹介!

※掲載の料金は2025年8月時点での料金です。オプショナルツアーの料金は予告なく変更となる場合があります。予約時にご確認ください。

▼イギリスのオプショナルツアーはこちら

ポケットWi-FiまたはSIM(SIMカード、eSIM)などの通信費

ポケットwi-fi

【費用の目安:1日あたり約2,300円~(データ無制限)】

主流はポケットWi-FiのレンタルやSIMカード、eSIMです。
海外ローミングの場合、設定自体は簡単ですが、他と比べると割高になることがあります。

▼海外旅行ならHISのレンタルWi-Fi(外部サイト)

HISモバイルのWi-Fi

海外旅行保険

海外旅行保険

海外では日本の保険が適用されず、病院にかかった際には高額な医療費が発生することがあります。
旅行先での怪我や病気など、万が一の事態に備えて海外旅行保険に加入することをおすすめします。

【海外行保険の費用(1人当たり)】
  • 5日間:約2,040円~
  • 1週間:約2,780円~

※利用する保険会社や加入プランにより費用は変わります。

クレジットカード付帯の海外旅行保険もあります。
ただし、旅行費用を該当のクレジットカードで支払いした場合のみ適用など、条件によっては保険が適用されないこともあります。
お持ちのクレジットカードの海外旅行保険を利用する場合には、どのような補償内容なのか必ず出発前に確認しましょう。

ビザ申請費用

イギリス_ビザ申請

【ビザ(ETA)申請費用:16ポンド(約3,170円)】

日本国籍のパスポートでイギリスに渡航する場合、ETA(電子渡航認証システム、イータ)の事前申請が必要です。(2025年8月現在)
申請は「UK ETA」アプリ、または英国政府の公式サイトから申請可能です。
通常、ETAの審査は申請から3営業日以内に完了する見込みですが、余裕をもって申請しましょう。

【ETAの申請が必要な対象者・条件】

  • 6カ月以内の一般的な観光・ビジネス
  • 目的地に向かうための乗り継ぎ、乗り換え

※有効期間は2年間、または申請に使用したパスポートの有効期限までのいずれか早い方。
※乳幼児を含むすべての旅行者が対象。

詳しい内容は【英国政府の公式サイト】(外部サイト)でご確認ください。

また、イギリスと併せてヨーロッパ周遊を計画されている方は、ETAのほかにETIAS(欧州渡航情報認証制度、エティアス)の申請も必要です。(ETIASの導入時期は2026年予定)

【ETIAS申請費用:7ユーロ(約1,380円)】

申請はETIASの公式サイトからのみ可能で、最大30日かかることもあるため、導入後は早めに申請しておくと安心です。

【ETIASの申請が必要な対象者・条件】

  • 90日以内の一般的な観光・ビジネス
  • 目的地に向かうための乗り継ぎ、乗り換え

※有効期間は3年間、または申請に使用したパスポートの有効期限までのいずれか早い方。
※18歳以下と70歳以上は無料。

詳しい内容は、【ETIAS公式サイト】(外部サイト)でご確認ください。

イギリス旅行 パッケージツアーの費用はどのくらい?

イギリス旅行のパッケージツアーには世界遺産を訪れたり、観光名所を巡ったりさまざまなプランがあります。
さらに、フリープランのパッケージツアーではオプショナルツアーを組み合わせてオリジナルな旅を楽しむこともできます!
個人旅行では手間のかかる手続きもパッケージツアーでは行う必要がない点もメリットと言えるでしょう。

イギリス旅行では、出発から帰国まで添乗員が同行する添乗員同行ツアーも人気です。フリープランのと比較すると料金は少々高くなりますが、添乗員が同行する安心感と充実したプラン内容が人気の理由です。

パッケージツアーの予算に現地でかかる費用をプラスすると予算が立てやすくなります。

▼イギリス旅行をお探しの方はこちら

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イギリス滞在中に必要な費用

イギリス旅行前に手続きが必要な費用の次は、滞在時に必要な3つの費用について見ていきましょう。

食事代

ローストビーフサンドイッチ

【費用の目安:1日あたり約6,000円~】

イギリスは日本より物価が高めで、とくにロンドンや人気観光地のレストランやカフェは価格が高いです。1日約10,000円を予算とすると安心です。

ロンドンにある「バラ・マーケット」には、世界の料理があり飽きません!
レストランなどに比べると費用を抑えることもできますし、食べ歩きにも最適。イートスペースもあります。

ロンドンの食事代の相場はパエリアが約10ポンド(約2,000円)、ビーフサンドイッチは約9ポンド(約1,800円)、カジュアルレストランのピザは約15ポンド(約3,000円)です。

レストランや屋台以外にも、ローカルフードが揃うスーパーマーケットで食材を調達するのもおすすめです。

交通費

赤いロンドンバス

【費用の目安:1日あたり約1,000円~】

イギリスの主要都市ではバス、地下鉄などの交通機関が発達しています。
交通系ICカード「オイスターカード」やコンタクトレス決済可能なカードを利用すると、現金で支払うより料金が安くなり便利です。

【地下鉄】
初乗り料金 2.7ポンド(約530円)

【バス】
1回乗車料金 1.75ポンド(約350円)

【タクシー】
1マイルの料金(目安)
平日(5:00~20:00):8.4~12.8ポンド(約1,660~2,530円)
平日(20:00~22:00)、土日(5:00~20:00):8.4~13ポンド(約1,660~2,580円)
全日夜間(22:00~翌5:00)、祝日(5:00~20:00):9~13ポンド(約1,780~2,580円)
タクシーは平日・土日、時間帯によって料金が変わってきます。
また、利用するタクシー、道路状況によって料金が大きく異なります。
タクシーに乗車する際はロンドン交通局の認可を受けている「ブラックキャブ」や「ミニキャブ」の利用が安心です。

また、イギリスをはじめヨーロッパを周遊したい方には「ユーレイルグローバルパス」を使って鉄道の旅がおすすめ!
ヨーロッパ33ヶ国を周遊でき、乗り降りも自由となっています。

※上記料金は一例で、地下鉄やバスは乗車区間(ゾーン)や時間帯によって初乗り料金が異なります。
※料金は予告なく変更になる可能性があります。

お土産・ショッピング代

ロンドンのお土産_紅茶

【費用の目安:1日あたり約5,000円~】

海外旅行では、お土産選びやショッピングも楽しみの一つ。
イギリスのお土産は紅茶やスイーツなどの食品類や雑貨が人気です。
紅茶の種類は多くて驚くほど。王室御用達ブランドの紅茶や老舗の上質な紅茶は喜ばれること間違いなしです。
また、王室御用達のスイーツや食品類はデパートに足を運ぶことをおすすめします。デパートは高級すぎると感じる方も価格帯はさまざまですので、自分の好みと予算に合った商品を探してみましょう。

イギリスのお土産_雑貨

お土産に迷ったら、「ビックベン」や「ロンドンバス」など、これぞイギリスといった雑貨をチョイスしてみてはいかがでしょうか。かわいらしいデザインのものが豊富に揃っていて、おすすめです。

ショッピングを楽しみたい方は予算を多めに見積もっておくとよいでしょう。

イギリス旅行の費用を安くするには?

旅行の時期

イギリス_秋のバートンの風景

イギリス旅行の費用を抑えたい場合は、時期が重要です。オフシーズンにあたる1月~2月頃や10月~11月頃に旅行を計画するのがおすすめでしょう。
オフシーズンは観光客が少ないため、混雑する人気の場所もゆったりと観光できるのがうれしいポイントです。
ゆっくりと美術館巡りをしたり、秋や冬のロンドンの街並みを堪能したり、オフシーズンでも十分にイギリスの魅力を味わえます。
また、航空券だけでなくホテルの宿泊費も下がるため、ホテルのランクを上げて少し贅沢してみるのもいいかもしれません。

滞在中の食事代

名物グルメ_フィッシュアンドチップス

日本から近距離の旅行と比較して滞在日数が長くなるイギリス旅行では、滞在中の食事代を抑えることも重要です。レストランやカフェ以外にもスーパーマーケットや市場などを活用することで食事代が抑えられます。

スーパーマーケットにはサンドイッチやミートパイなど、調理済で手軽に食べられるものあるので旅行中の食事代を抑えるにはぴったり。
また、ロンドンなどには日本の食材を販売しているスーパーや日系スーパーもあり、旅行中に日本食が恋しくなっても安心です。

割引や特典の利用

旅行を早期に申し込むことで割引を受けられたり、期間限定のセールでお得なパッケージツアーや航空券などを購入できることもあります。
また、学生の方は学生旅行限定の特典や割引を活用しましょう。

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▼海外航空券とホテルを自分好みにアレンジ!海外航空券+ホテル

イギリス旅行を予約する前に知っておきたいこと

イギリス旅行を予約する前にイギリスの基本情報を知っておくと、旅行の計画に役立つかもしれません。

イギリス旅行のベストシーズンはいつ?

オックスフォードの街並み

イギリス旅行のベストシーズンは日照時間が長くなる5月~9月頃がおすすめです。
夏は晴れる日が多く湿気が少ないため、観光にも最適な季節といえるでしょう。
また、毎年夏季の限られた期間においては、通常公開されていないバッキンガム宮殿の内部を見学することができる絶好のチャンスでもあります。

イギリスの治安は?

エジンバラ_女性のひとり旅

イギリスの治安は比較的安全です。
ただし首都ロンドンや人気観光地ではスリや置き引き被害などの犯罪が多発しています。

安全な旅行を楽しむためにも、貴重品は肌身離さず持ち歩き、夜は不用意に出歩かないようにしましょう。

チップは必要?

イギリスではチップの義務はありません。
レストランやカフェでは、約12.5%のサービス料が上乗せで請求される場合が多いです。

レストランやホテル、タクシーで快いサービスを受けた場合や、特別なサービスを頼んだときにはお礼として渡すとよいでしょう。

各項目の予算を参考にイギリス旅行を計画しよう

ロンドンはもちろん、コッツウォルズや湖水地方など電車で豊かな自然を巡る周遊旅行も人気のイギリス。
旅行期間は比較的が長くなるため、費用の目安を決めて滞在中の過ごし方を考えてみましょう。

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