世界遺産の楽園「パラオ」との時差や行き方は?
最終更新日:2025.10.07
この海にシュノーケリングセットを身につけて浮かべば、その魅力がわかります。
最初にパラオリゾートを体感すると、不思議と心が豊かになりそしてきっと次の海外リゾートを訪ねたくなります。
そしてふたたび戻って来たくなる。パラオはそんな魅力をもった楽園です。

パラオへの行き方
日本からパラオへは2025年10月29日(パラオ発は10月30日)よりユナイテッド航空が成田から直行便を運航開始します。就航日は成田発が水曜日・土曜日、パラオ発が木曜日・日曜日です。その他の曜日でパラオへ行く際はグアム経由(乗り継ぎ)で行くことができます。
ユナイテッド航空は成田国際空港をはじめ、関空国際空港、中部国際空港からグアムへの直行便が就航しており、各地からグアム乗り継ぎでパラオへアクセス可能です。
(ただし、就航曜日が限られている出発地もあるので、詳細は航空会社の公式ホームページなどで確認が必要です。)
海外リゾートは初めてという方にもおすすめな理由
1. 時差がない
パラオへは成田から直行便ならば最短4時間55分、各地からグアム乗り継ぎの場合は最短9時間25分で到着します。日本とパラオの間に時差はなく、時差で辛い思いをせずにそのまま日常へと帰ってくることができます。
2. ゴールデンウィーク頃が安くてしかもベストシーズン
パラオは、赤道付近にあり小さな台風が誕生する場所に近いため、大きな台風の影響を受けることは少ないです。6月~10月が雨季にあたり特に7月と10月は雨量が多いです。
11月~5月が乾季にあたり、ダイバーにとっては海が濁らない12月~5月がベストシーズンとなります。
雨季と言っても日本の梅雨とは異なり一日中雨ということは無く、降ったり曇ったりとコロコロと天気が変わります。
アクティビティが中止になることはあまりありません。
3. 美しい海がある
パラオは豊かな海を楽しむダイビングスポットがたくさんあります。ツアーも多くあり、もちろんダイビングだけではなく、シュノーケリングやサーフィン、カヤックをはじめ沢山のマリンスポーツを楽しむことができる充実したオプショナルツアーがあります。
海を楽しむだけで嬉しくなる毎日を過ごすことができるリゾート、それがパラオです。
4. 1島に1つの贅沢なリゾートホテル
- アラカベサン島の西側にある「PALAU PACIFIC RESORT(パラオ パシフィック リゾート)」
- マラカル島の東側にある「PALAU ROYAL RESORT(パラオ ロイヤル リゾート)」
- コロール島の市街地にある「PALAU PLANTATION RESORT(パラオ プランテーション リゾート)」
この3つがパラオの代表的な高級リゾートホテルです。
少し背伸びをしてでも3つのホテルのいずれかで、行き届いたホスピタリティを体験してほしいです。
「PALAU PACIFIC RESORT(パラオ パシフィック リゾート)」略してPPR(ピーピーアール)は、ラグジュアリーホテルとして人気があり、美しい夕陽が望めるプライベートビーチがあり、スパも併設されています。
シュノーケリングセットを借りて、ホテル目の前のビーチで海に浮かぶだけ...、これが正しい海外リゾートの過ごし方かもしれません。浅瀬でも小さな魚たちを見ることができます。
「PALAU ROYAL RESORT(パラオ ロイヤル リゾート)」にはプライベートビーチとヨットハーバーが併設されています。
日本人スタッフ(もしくは日本語を話せるスタッフ)が常駐(※1)しているため、オプショナルツアーの追加申し込みや困った時に相談でき、旅の初心者には安心です。
※1:現地事情によってはやむを得ず、常駐ではない日もありますので、予めご了承ください。
「PALAU PLANTATION RESORT(パラオ プランテーション リゾート)」は市街地にありながらジャングルとタロイモ畑に囲まれており、夜は爬虫類の鳴き声が聞こえるという珍しいホテルです。
また、リゾート内にあるアジアン居酒屋「ジャングル・バー」の食事が美味しいと評判です。

海の魅力を様々に体感できる
パラオは日本からほぼ真南に位置する、多数の島々から成るミクロネシアという地域の中にある温暖な国です。バベルダオブ島という大きな島の南北に小さな島が点在して国土を形成しており、なんといっても美しい海が魅力的です。
ビーチリゾートやダイビングの名所として世界中から人気があります。
同様の魅力を持つスポットは世界にいくつかあります。
日本人に身近なのはグアムやハワイですが、それらのスポットよりも観光客は少なく観光地色も薄いため、その点を気に入って何度も訪れるリピーターもいるようです。

パラオを訪れたらビーチでのんびり過ごすのもよし、パラオ旅行のオプショナルツアーを利用してダイビングやフィッシングのほか、数々のマリンスポーツを楽しむのもよし。
美しい海を満喫するのがパラオの旅行では欠かせません。
ミルキーウェイ
そしてパラオの海の魅力はもうひとつ。「ミルキーウェイ」というスポットの海底部にある白い泥は、パックのように使用すると美容効果が期待できます。この近隣では全身を泥で真っ白にしたまま通りを行き交う観光客や地元民がたくさんいます。
女性ならぜひ試してみてください。

世界遺産ロックアイランド群と南ラグーン
世界遺産に登録されたエリア、北のコロール島から南のペリリュー島までに点在する445の島々で構成されるロックアイランドは全て火山とサンゴの隆起により出来た島々で、石灰岩で出来ており、その上にマッシュルーム状に緑が植生し青い海と伴って、ひときわ目を引く自然美が生まれています。また、美しいだけではなく、現在は無人島であるウーロン島に古代パラオ人が遺したと言われる2,000年から3,000年前の岩絵が残されており、その他950年前の石造りの集落の跡など、歴史的な見どころもあります。
そして、気候に恵まれ、絶滅危惧種の魚や珊瑚礁、貝類、鳥類、植物など、多くの生態を保持していることも確認されており、保護と規制の目的からロックアイランドを含むコロール州でダイビングやシュノーケリングをする際には、「ロック・アイランド&ダイビング許可証(申請料 1人US$50で5日間有効 ※2)」が必要です。
※2:料金や有効期間は予告なく変更される場合もありますので、最新情報は公式ホームページ等で事前にご確認ください。
自然に恵まれた海に魅せられたのはダイバーたちだけではなく魚や植物、鳥類も同じでした。
人類の共通の宝であると定義され次の世代に受け継いでいくものとされる世界遺産、その豊かさをパラオで感じる旅は心を豊かにしてくれるかもしれません。
パラオの基本情報
パラオの公用語はパラオ語ですが、リゾートホテル内は英語が通じます。治安は良く、また、温厚で親日国であることもあり、人懐っこい人々が多いです。

夜は、ホテルの外へ出歩くことは控えた方が良いでしょう。日本人が夜安全に歩ける地域は、世界でも稀です。
その他、野良犬に遭遇した場合は要注意です。狂犬病のニュースはないですが、怪我をしないに越したことはありません。十分注意してください。
ほかには、チップの習慣がないことや、ビザなしで30日間滞在可能であること(パスポートの残存期間は、入国時に6か月以上必要)、通貨は成田空港で両替できる米ドルが使用できるといった要素も、パラオを身近な旅行先にしています。
パラオの首都はバベルダオブ島のマルキョク州ンゲルルムッドという街です。
バベルダオブ島にはパラオ国際空港があり、コロールの中心部までは車で30分程度の距離。
2006年までは「コロール」というコロール島にある都市が首都であったことから、ホテルや商業施設もコロール島の方にたくさんあります。
投稿日:2019.10.18

