ハワイの夕焼け
日付変更線を越えてたどり着くハワイは、距離が遠く、かなりの時差があって、飛行時間が長いというイメージがある方もいるでしょう。
日本とハワイの時差がどのくらいあるのかがわかると、時差ボケ防止対策を行うことができます。
この記事では、時差の計算方法や時差ボケを防ぐ方法などをご紹介します。


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日本とハワイの時差

時差

日本とハワイの時差は19時間。
たとえば日本が1月1日の朝7時の場合、ハワイは12月31日の昼12時になります。

このように、日本のほうがハワイよりも19時間進んでいます。

日本からハワイへ渡航する際は1日戻る、ハワイから日本へ帰国する際は1日近く時間が進むという感覚になるといえるかもしれません。

ハワイにサマータイムはあるのか

サマータイム

夏時間とも呼ばれるサマータイムは、日の出の時刻が早くなる3月~11月の期間に時間を1時間早く進める制度です。
欧米やオーストラリアなどで実施されており、サマータイムの時期は時差が変わります。

ハワイはアメリカの州のひとつではありますが、サマータイムを採用していません。
そのため、年間を通して同じ時差となります。

時差を計算してみよう

時差を計算してみよう

日本とハワイの時差は19時間ですが、現在いま何時かをパッと考えるのは難しいと感じるでしょう。
ここでは、時差の計算方法について紹介します。

ハワイは、いま何時?

日本からみて、いまのハワイは何時かを知りたいときは、日本時間に5時間プラスして1日戻ると考えましょう。【時差の計算方法】
①日本時間に5時間プラスする
②日本時間に5時間プラスした合計が、24時を超える場合は24引く
③日付を前日にする
※5時間プラスした合計が24時を越える場合、日本とハワイは同日になります。

例:日本が昼の 12 時の場合は、 12 + 5 = 17 → ハワイは前日の 17 時
日本が夜の 23 時の場合は、23 + 5 - 24 = -4 → ハワイは同日の朝 4 時

日本は、いま何時?

ハワイ渡航中に、いま日本は何時かを知りたいときは、ハワイ時間を5時間マイナスして1日進むと考えましょう。【時差の計算方法】
①ハワイ時間に5時間マイナスする
②ハワイ時間に5時間マイナスした合計が、マイナスになる場合は24を足す
③日付を翌日にする
※5時間マイナスした合計がマイナスになる場合、ハワイと日本は同日になります。

例:ハワイが昼の 12 時の場合は、12 - 5 = 7 → 日本は翌日の朝 7 時
ハワイが朝の 4 時の場合は、4 - 5 + 24 = 23 → 日本は同日の夜 23 時

時差早見表で現在の時刻を調べてみよう

ハワイ滞在時の日本時間や、日本から見たハワイ時間の時差を計算して考えるのが手間と感じる場合は、時差早見表を活用しましょう。

【日本時間を基準にしたハワイ時間早見表】

日本時間ハワイ時間
0:00前日の5:00
1:00前日の6:00
2:00前日の7:00
3:00前日の8:00
4:00前日の9:00
5:00前日の10:00
6:00前日の11:00
7:00前日の12:00
8:00前日の13:00
9:00前日の14:00
10:00前日の15:00
11:00前日の16:00
12:00前日の17:00
13:00前日の18:00
14:00前日の19:00
15:00前日の20:00
16:00前日の21:00
17:00前日の22:00
18:00前日の23:00
19:00前日の0:00
20:00前日の1:00
21:00前日の2:00
22:00前日の3:00
23:00前日の4:00
【ハワイ時間を基準にした日本時間の早見表】
ハワイ時間日本時間
0:00同日の19:00
1:00同日の20:00
2:00同日の21:00
3:00同日の22:00
4:00同日の23:00
5:00翌日の0:00
6:00翌日の1:00
7:00翌日の2:00
8:00翌日の3:00
9:00翌日の4:00
10:00翌日の5:00
11:00翌日の6:00
12:00翌日の7:00
13:00翌日の8:00
14:00翌日の9:00
15:00翌日の10:00
16:00翌日の11:00
17:00翌日の12:00
18:00翌日の13:00
19:00翌日の14:00
20:00翌日の15:00
21:00翌日の16:00
22:00翌日の17:00
23:00翌日の18:00

時差ボケを防ぐ方法

時差が4~5時間以上ある国に渡航すると、体内時計と外界の明暗の周期にズレが生じることがあります。
これが、いわゆる時差ボケと呼ばれる状態です。
時差ボケの状態になると体内時計が不調をきたすため、日本帰国後に昼間でも強い眠気に襲われる、夜なかなか眠れないなどの症状が発生します。
ここでは、そんな帰国後の時差ボケを防ぐ方法を紹介します。

▼ハワイまでの飛行時間についてはこちらの記事で紹介しています。

行きの飛行機での過ごし方

飛行機内イメージ

時差ボケの予防対策は、日本からハワイへ向かう飛行機の機内からスタートします。

行きの飛行機では機内が暗くなったタイミングで、眠りにつくようにしましょう。
このタイミングで寝付けない場合は徹夜をすることになってしまうため、体内時計が狂う要因になります。
理想は、機内で過ごす時間の大半が睡眠時間になることです。

なかなか寝付けないときはアイマスクや耳栓、機内用スリッパなどを活用し、リラックスした状態でできるだけ体を休めましょう。

ハワイ到着後の過ごし方

ハワイ

朝8時にハワイに到着する便を利用した場合、日本はまだ深夜3時です。
そのため、機内でしっかり睡眠をとっていても、ハワイ到着時に眠気を感じるかもしれません。

ハワイ到着日は、夜早めに寝るようにするか、ホテル到着時に仮眠をとるようにして、体内時計がズレないようにしましょう。
体が疲れている状態のほうがぐっすり眠れるという方は、初日からしっかり観光やショッピングに出かけるようにすると良いかもしれません。

アクティブに動くと深夜に目が冴えてしまうというタイプの方は、予定を詰め込まずにゆったり過ごすようにすると良いでしょう。

▼ハワイの観光スポットについての記事はこちら

帰りの飛行機での過ごし方

ハワイから日本へ向かう飛行機は、午前~夕方にハワイを出発し、15時~22時に日本に到着する便がほとんどです。
起きていることが多い時間帯に飛行するため、なるべく眠らずに過ごすのが理想です。
映画を見たり、オーディオプログラムを聞いたりなどして、機内での時間を楽しむと良いでしょう。

しっかり対策してハワイから帰国した際の時差ボケを防ごう

ここまで日本とハワイの時差や、時差ボケを防ぐ方法などについて紹介してきました。
日本とハワイの時差は19時間あるため、時差ボケが発生しやすいと言えます。
往路・復路の飛行機内での過ごし方や、ハワイ到着日の過ごし方次第で、日本帰国後の時差ボケを防ぐことができます。
時差ボケ防止対策として機内でリラックスして過ごせるようなグッズや、タブレットに映画やドラマをダウンロードするなどの準備をして、ハワイ到着日の夜にぐっすり眠れるようなプランを立ててみてはいかがでしょうか。

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