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ハワイでレンタカー 国際免許は必要？レンタカーの注意点を詳しく解説！
最終更新日:2025.06.12
ハワイを思う存分楽しむならやっぱり便利な「レンタカー」がおすすめ。
レンタカーがあると行動範囲も広がり、バスやトロリーの時間などを気にせず自由に移動できます。
でも、「海外旅行で車の運転をするのはややハードルが高い」と思う人も少なくないでしょう。
この記事ではハワイでレンタカーを借りる際に必要な手続きや注意事項をご紹介！
海外で車を運転するときには国際免許が必要？
ハワイなど海外でレンタカーを借りて運転するためには出発前の準備が大切。中でも重要な国際免許の必要性や取得方法について解説！
国際免許って?
海外でレンタカーなど車を運転する際に必要な国際免許証があるのはご存知でしょうか？
そもそも海外で車を運転する際は日本国内の運転免許を取得していることが大前提です。
でも日本の運転免許証はあくまで日本国内での運転に対してのものであって、日本人が海外旅行等で車を運転する際は国際運転免許証を取得する必要があります。
国際免許証とは日本が加盟しているジュネーブ条約に基づいて、条約の加盟国がそれぞれの国で発行された国際免許証を認め合うものを指します。
つまり、日本で発行された国際免許証は、ジュネーブ条約に加盟している国で運転する際には効力がある免許証と認められています。
でも、中には条件付きで国際免許証を取得せずに、日本の運転免許証だけで運転を認めている国や地域もあります。
ハワイも国際免許が必要？
国際免許証（イメージ）実はハワイは国際免許証を取得していなくても、入国後1年以内であれば日本の運転免許証だけで運転することが認められています。
その際の条件として、運転時は日本の運転免許証とパスポート（コピー不可）を携行していることが必須です。
"入国後1年以内であれば"ということが条件の為、パスポートはハワイへの入国スタンプが押されているページと顔写真のページを提示できなければなりません。
（レンタカーを借りる際には上記に加え、運転者名義のクレジットカードも必要です。）
但し、万が一事故や違反で取り締まりを受けた際に、ハワイの警察官が日本の免許証の記載事項を理解できず、無免許運転と判断されることがあります。
いったん無免許運転として処理されて現地の警察官から呼び出し状を交付された場合は、本人または代理人（弁護士）が裁判所に出頭しなければなりません。
このような混乱を避けるためにも、日本の運転免許証以外に、国際免許証の取得を強くお勧めします。
また、国際免許証は現地で身分証明書としての効力もあるので、取得していると何かと便利です。
国際免許の取得方法は？
国際運転免許証は、有効な日本の運転免許証を持っていれば取得できます。
申請方法は、住民票がある都道府県の運転免許試験場や免許センター、指定の警察署などで手続きできます。
必要書類を全て揃えて窓口に提出すれば、運転免許試験場や免許センターは通常即日で交付されます。
警察署で手続きの際は後日交付になる場合もあるので、必ず事前に交付までの日数をご確認ください。
国際運転免許証の取得には特別な試験や講習などはありません。
但し、日本の運転免許証の有効期間が残り1年未満の場合は、日本の免許証の更新を済ませてから申請します。
なお、免許停止中の方は申請、取得することはできませんのでご注意ください。
国際免許の有効期間は？
国際免許証は発行日から1年間有効です。海外で運転する際は必ず事前に有効期限を確認するようにしましょう。
もちろん日本の運転免許証の有効期限切れにもご注意ください。
ハワイでレンタカーを借りる時に気を付けることは？
ハワイでレンタカーを借りる方法は？
ハワイでレンタカーを借りる方法は、いくつかあります。２.旅行会社で航空券やホテルと合わせて申し込む
３.現地到着後、レンタカーの営業所へ行って直接申し込む
４.ホテルの窓口で申し込む
ハワイのレンタカーは、旅行前に予約するのがおすすめ
車を借りたい日に現地の営業所へ行って直接手続きをすることも可能ですが、全く空きがない場合や希望の車種がなかったり、次の予約で利用時間に制限があることも。
旅行中に車を利用する日程が決まっているのであれば、あらかじめ日本から予約をしておくことをおすすめします。
また、事前予約で日本出発前に支払いまで完了していると、ハワイで貸し出し時の手続きもスムーズに進みます。
ハワイには日本でも有名なレンタカー会社の営業所がいくつかあり、インターネットでの予約が可能です。
また、多くの旅行会社で航空券やホテル、ツアーなどの手配と一緒に現地レンタカーの予約ができることも多いので、一緒に予約しておくとスムーズです。
レンタカーの営業所は、空港、ショッピングモール、リゾートエリアなどに多くあります。
ホテルや移動範囲内の利用しやすい立地にある、貸出、返却が便利な営業所や、ご自身のスケジュールに合わせて選ぶとよいでしょう。
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保険の加入
日本で車の運転に慣れていても、海外だと交通ルールの違いや英語の標識など不慣れなことも。
万が一の事故に備えて保険はしっかりと加入しましょう。
海外の保険は様々な種類があり、レンタカー会社やプランによって内容も大きく異なります。
自動車損害賠償保険（LP）は対人・対物に対する補償で、通常レンタル料金に含まれている場合が多いですが、レンタカー会社にもよるので必ずレンタル時に確認しましょう。
また、自動車損害賠償保険は最低限の補償の為、追加自動車損害賠償保険（LIS）などオプションで追加できる保険への加入をおすすめします。
追加自動車損害賠償保険（LIS）は自動車損害賠償保険の補償限度額をアップする保険で、加入するとさらに安心です。
申し込み時に、レンタカーのプランに保険が含まれているか、含まれている場合はどのような内容か必ず確認しましょう。
ハワイで運転するときの年齢制限
日本では18歳から運転免許の取得が可能ですが、ハワイでは通常21歳からレンタカーの貸し出し・運転が可能です。（※一部のレンタカー会社では20歳から可能な場合もあります。）
但し、21歳～24歳の方はヤングドライバーフィーといって、追加料金が課せられます。
料金はレンタカー会社によって異なりますが、目安は＄25～＄29（1日あたり）位が相場です。
また、25歳未満の方は借りられる車種に制限がある場合もあります。
こちらもレンタカー会社によって異なりますので、予約時に必ずご確認ください。
▼主要レンタカー会社の年齢制限・ヤングドライバー代金
| レンタカー会社 | 最低利用年齢制限 | ヤングドライバー代金 |
| ハーツ | 20歳 | US$29.00～（1日1台あたり） |
| ダラー | 20歳 | US$29.00～（1日1人あたり） |
| アラモ | 21歳 | US$25.00～（1日1人あたり） |
| ナショナル | 21歳 | US$25.00～（1日1人あたり） |
※上記は2023年12月確認時の年齢・料金です。予告なしに変更になることもありますので、詳細は予約時にご確認ください。
ハワイで運転する時の注意点は？
レンタカーが借りられたら次は実際に運転してドライブへ出発！その前にハワイの交通ルールを理解してないと危険なことに。
運転時の注意点を解説。
交通ルール
ハワイの交通ルール、まずはハンドルと方向。
日本では右ハンドルですがハワイの車は基本的に左ハンドル。
そして日本では左側走行なのに対し、ハワイでは右側走行。
その他、信号機の表示の違いや、標識に書かれている英文の内容、微妙なルールの違いなどを理解しておく必要があります。
シートベルトとチャイルドシート
ドライバーだけでなく助手席や後部座席を利用する同乗者もシートベルトの着用は必須です。
また、ハワイではチャイルドシートの着用義務は0歳～10歳までで、チャイルドシートは後部座席で着用しなければなりません。
さらにハワイでは年齢別にチャイルドシートの種類と設置する向きも法律で決められています。
後ろ向きのハーネスタイプのチャイルドシートを設置。
■2歳～4歳未満
ハーネスタイプのチャイルドシートを後ろ向き又は前向きで設置。
■4歳～10歳
ハーネスタイプのチャイルドシートまたはハーネスがないタイプ（ブースターシート）も着用可能。
身長が145cm以上の場合はチャイルドシート（ブースターシート）無しで、シートベルト着用だけでも可能です。
※14歳未満は助手席の乗車はできません。
速度表示はマイル
ハワイ（アメリカ）の速度単位はマイル表示が基本です。道路標識に記載されている数字もマイルです。
1マイル＝約1.6km。
もし標識に「SPEED LIMIT 35」の表示があった際は35x1.6=56kmが制限速度になります。
マイル表示に慣れないとスピードの出し過ぎにも繋がりやすいため、要注意です。
右折に注意
左側通行の日本では信号が赤の場合、左折はできません。
でも右側通行のハワイでは信号が赤でも一番右側の車線で一旦停止をし、安全確認ができれば右折可能です。
但し、「NO RIGHT TURN ON RED」、「NO TURN ON RED」の標識がある場合は、赤信号時の右折は禁止です。
スクールバスに注意
自分が走行している車線や対向車線で、スクールバスが乗降中の赤いライトを点滅させて停車している時は、ライトの点滅が終わるまで離れて停止しなければなりません。
追い越しは絶対に禁止です。
但し、中央分離帯がある道路の場合に限り、反対側車線の車は停止の必要はありません。
横断歩道の歩行者に注意
歩行者の安全確保のためクロスウォーク法（横断歩道法）という法律があります。
歩行者が走行車線側を横断している時は横断歩道の中央を過ぎるまで停止しなければなりません。
運転中の携帯電話使用禁止
日本でも禁止ですが、ハワイでも運転中の携帯電話の使用（通話やメール送信など）は禁止です。
運転中だけでなく、一時停止中も携帯電話を手にすることが禁止です。
スマホのアプリをナビとして使用する場合もありますが、その際は同乗者が操作したり、出発前に設定を済ませて途中で手にすることがないようにしておきましょう。
注意すべき標識
日本同様、ハワイでも様々な標識があります。
代表的な標識をご紹介！
「ゆずる」という意味で、道路が合流する場所では前方の道路に優先権があります。
狭い道の対面通行では先に来た車に優先権があります。
徐行または停止して、相手が通り過ぎたら進みます。
■ONE WAY
一方通行です。矢印（→）の方向に従って走行してください。
■LEFT ON GREEN ARROW ONLY
左折用の緑の矢印が出た場合のみ左折可能です。
他にもまだまだ重要な標識があります。
事前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
ハワイの道路は日本に比べて道幅も広く、東京のような過密した渋滞もほとんどないため、日本でのドライブよりも快適に感じる人も多いようです。ハワイの観光はレンタカーがあるとやっぱり便利！
スピードの出し過ぎには注意して、爽快なドライブをしてみませんか？
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投稿日:2024.01.17
