伝統と世界一が集結した、砂漠の中の近未来都市ドバイ。アラブ首長国連邦を構成する7つの首長国のうちの1つで、経済や観光の中心地です。国土の8割以上はアラビア砂漠が占めます。
世界で最も高い建築物「ブルジュ・ハリファ」や世界一の噴水ショー「ドバイ・ファウンテン」、伝統的な建築様式が残る「アル・ファヒディ歴史地区」など、伝統を守りながら進化を続ける景観は世界中の人々を惹きつけます。

この記事では3泊5日や4泊6日でドバイ旅行にかかる費用や物価、役立つ情報についてご紹介します。(2026年2月、1AED=約42円での換算)

ドバイの物価ってどのくらい?

ドバイの物価ってどのくらい?

ドバイの通貨はUAEディルハム(AED)です。1AED=約42円前後(2026年2月現在)

ドバイの物価は日本と比べると高めです。食事代や宿泊費用は高くなる傾向にありますが、スーパーマーケットの食品は日本とそれほど変わらないものもあります。
ドバイの物価の一例を見てみましょう。

  • ミネラルウォーター 500ml 1AED(約42円)※スーパーマーケットの場合
  • コーヒーチェーンのラテ Mサイズ 18AED(約760円)
  • ビール 330ml 10AED(約420円)※リカーショップの場合
  • ファーストフード店のハンバーガー 20AED(約850円)
  • ラーメン 35AED~70AED(約1,480~2,960円)

購入する場所によって値段が大きく異なりますが、スーパーマーケットを利用すれば比較的安く購入できます。

ドバイの旅行費用はどのくらい必要?

ドバイの旅行費用はどのくらい必要

ドバイの旅行費用は滞在日数や時期、現地での過ごし方で大きく変わります。ドバイはコンパクトにまとまった都市なので、短期間でも充実した観光が可能です。パッケージツアーと個人旅行でも費用に差がでますので、旅行の目的や予算に合わせて計画を立ててみましょう。

【パッケージツアーのメリット】
個別で手配する手間が省けることが最大のメリットです。 航空券、ホテル、移動手段などがセットになっており、いろいろな商品が展開されているので、自分に合った商品を選ぶことができます。また、比較的個別で手配する場合よりも費用が安く済むことが多いです。
【個人旅行のメリット】
宿泊するホテルを1泊ずつ変えたり、スケジュールを自由自在にプランニングできるメリットがあります。 ただし、航空券とホテルを個別に手配する場合、空港からの移動手段も含めて自分で計画する必要があります。

この記事ではドバイ旅行に2人で行く場合の、1人あたりの予算について解説します。(2026年2月時点の目安)

3泊5日のドバイ旅行費用

3泊5日のドバイ旅行費用ドバイの豪華な高層ビルが立ち並ぶダウンタウン

3泊5日のドバイ旅行費用(個人旅行)の相場は1人あたり約278,000円~です。(2026年2月時点の目安)
内訳は下記の表の通りです。

項目費用
航空券(往復)約150,000円~
宿泊費約45,000円~
観光・オプショナルツアー約20,000円~
Wi-Fi・通信約11,500円~
海外旅行保険約1,700円~
食事代約40,000円~
交通費約5,000円~
お土産・ショッピング約5,000円~

4泊6日のドバイ旅行費用

4泊6日のドバイ旅行費用ドバイの代表的な人口島パーム・ジュメイラ

4泊6日のドバイ旅行費用(個人旅行)の相場は1人あたり約322,000円~です。(2026年2月時点の目安)
内訳は下記の表の通りです。

項目費用
航空券(往復)約150,000円~
宿泊費約60,000円~
観光・オプショナルツアー約30,000円~
Wi-Fi・通信約13,800円~
海外旅行保険約2,200円~
食事代約50,000円~
交通費約6,000円~
お土産・ショッピング約10,000円~

ドバイ旅行出発前に手続きが必要な5つの項目と費用

ドバイ旅行にかかる費用は出発前と現地滞在時にかかる費用に分けられます。旅行の計画を立てる際、興味のある観光スポットと合わせて、どれくらいの費用が必要かを事前に調べておくと安心です。

まずは出発前に必要な費用について見ていきましょう。

航空券

航空券

ドバイの航空券費用は出発時期や予約のタイミング、利用する航空会社によって大きく異なります。

東京発ドバイへの直行便はエミレーツ航空とJALが運航しています。(2026年2月現在)
直行便利用の場合、往復航空券の費用は1人当たり約150,000円〜200,000円が相場です(エコノミー席利用、閑散期出発の場合の例)。航空券代金のほかに燃油サーチャージや空港使用料、諸税などを含みます。

一方、乗り継ぎ便利用の場合、往復料金は約80,000円~130,000円が相場です(閑散期出発の場合の例)。直行便に比べるとお得な航空券もありますが、到着までの所要時間が長くなるフライトもあるため、旅程に無理が生じないように計画しましょう。

予算を抑えたい場合には、乗り継ぎ便を利用したり、夏休み、年末年始、ゴールデンウィークなどの大型連休を避けて予約をするとよいでしょう。

宿泊費

宿泊費

宿泊費は滞在する都市や時期、ホテルのグレードによって大きく変動します。価格を重要視したスタンダードクラスホテルや、アクセスしやすい立地のホテルなど、予算と合わせて希望条件に近いホテルを探しましょう。

    【2名1室利用の場合の1泊1名あたり】
  • スタンダードクラスホテル(2~3つ星):約15,000円~20,000円
  • スーペリアクラスホテル(3~4つ星):約20,000円~30,000円
  • デラックスクラスホテル(4~5つ星):約30,000円~50,000円
  • ラグジュアリークラスホテル(5つ星):約55,000円~120,000円

※宿泊する時期により宿泊代は変わります。

観光&オプショナルツアー費用

観光オプショナルツアー費用世界最大の額縁ドバイ・フレーム

ドバイには数多くの「世界一」があり、訪れたいスポットがたくさんあります。

世界一の高さを誇る「ブルジュ・ハリファ」や世界最大の額縁「ドバイ・フレーム」、世界最大のショッピングモール「ドバイ・モール」など、スケールの大きさに圧倒されることでしょう。

近代的で煌びやかなドバイとは対照的な歴史地区も魅力的で、アル・ファヒディ歴史地区には、アラビア建築などの歴史的建造物が立ち並び、迷路のように入り組んだ路地へ足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

オプショナルツアーでは、砂漠体験ツアーが人気です。広大な砂漠での体験は一生の想い出になるでしょう。
オプショナルツアーを活用すれば、個人ではアクセスしにくい場所や混雑時の施設への入場も比較的スムーズです。日本語ガイド付きプランも豊富にあるので、言葉の不安がある方や、旅の知識を深めたい方にも大変おすすめです。

※掲載の料金は2026年2月時点での料金です。オプショナルツアーの料金は予告なく変更となる場合があります。予約時にご確認ください。

ポケットWi-FiまたはSIM(SIMカード、eSIM)などの通信費

ポケットWi-FiまたはSIM(SIMカード、eSIM)などの通信費

費用の目安:1日あたり約2,300円~(データ無制限)

主流はポケットWi-FiのレンタルやSIMカード、eSIMです。 海外ローミングの場合、設定自体は簡単ですが、他と比べると割高になることがあります。

HISモバイルのWi-Fi

海外旅行保険

海外では日本の保険が適用されず、病院にかかった際には高額な医療費が発生することがあります。 旅行先での怪我や病気など、万が一の事態に備えて海外旅行保険の加入をおすすめします。

    【海外旅行保険の費用(1人当たり)】
  • 5日間:約1,700円~
  • 6日間:約2,200円~

※利用する保険会社や加入プランにより費用は変わります。
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、出発前に補償内容を必ず確認しましょう。

ドバイ滞在中に必要な費用

ドバイ旅行出発前に手続きが必要な費用の次は、滞在時に必要な費用の相場を解説します。

食事代

食事代アラビア料理と中東料理を盛り合わせた食事

費用の目安:1日あたり約10,000円~

ドバイの食事は非常に多彩で、予算や好みに合わせて選ぶことができます。

手軽に食事を済ませたい場合には、ショッピングモール内のフードコートやレストランが最適です。世界各国の料理が揃い、価格帯も幅広く選択肢が豊富です。フードコートのファストフードであれば1食あたり約2,000円前後、カジュアルレストランであれば約4,000円前後が相場です。

デイラ地区や「アル・ファヒディ歴史地区」などの旧市街では、食堂や市場で費用を抑えながら本場の味を楽しめます。1食あたり約600円~2,000円が相場です。

カフェやレストランを利用する場合には、1日あたり約10,000円を予算とすると安心です。高級レストランのディナーは約30,000円~が目安です。

レストランやパブでのアルコール類は高く、ビールは約45AED~65AED(約1,890円~2,730円)するため、ハッピーアワーを利用すると安くお酒を楽しめます。通常フードコートでのアルコール提供はありませんが、ドバイモール近くにあるスークアルバハール内の「タイムアウトマーケット」というフードコートでは、アルコールの提供もあり、他のレストランに比べて安価にお酒を楽しめます。

ドバイには「ラマダン」という、イスラム教徒(ムスリム)にとって1年で最も神聖な月(約30日間)があります。日の出から日没までの間、公共の場での飲食が禁止されますが、多くのレストランやカフェは営業しており、旅行中に食事に困ることはありません。日没後は街が活気づき、「イフタールブッフェ」という特別な食事を提供するレストランもあり、この時期ならではの食文化を楽しめます。

交通費

ドバイの交通費ドバイの街中を走るメトロ

費用の目安:1日あたり約1,000円~

ドバイでは公共交通機関が発達しています。「ブルジュ・ハリファ」やドバイ・モールなど、ドバイの主要な観光スポットへはメトロで行くことができ、非常に便利です。

メトロが網羅していないエリアや荷物が多い場合には、タクシーや配車アプリを利用するのがおすすめです。

【公共交通機関】
メトロは乗車区間(ゾーン)によって料金が異なります。 例えば、「ブルジュ・ハリファ」やドバイ・モールなどの主要な観光スポット(ゾーン4)へ空港から行く場合には、移動時間は約30分、料金は5AED(約210円)で乗車できます。

公共交通機関をよく利用する場合には、メトロ、バス、トラム共通の交通系ICカード「Nolカード(ノルカード)」を利用するのがお得で便利です。
「Nolカード」にはシルバーカードやレッドチケットなどいくつか種類がありますが、滞在中に何度か公共交通機関を利用する場合には、シルバーカードがおすすめです。

シルバーカードの料金:25AED(約1,050円)(発行手数料6AED+19AED分のチャージ込み)

【タクシー】
初乗り料金:12AED(約500円)

ドバイのタクシーは安全性が高い交通手段です。メトロでは行きにくい場所や夜間の移動、大きな荷物を持っている場合など、防犯面においても安心です。

ドバイ政府公認のタクシー車両は、ボディーカラーがベージュで屋根の色が赤やピンクなど、サービスの種類によって異なります。思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、非公認車両(屋根にライトがない一般車両など)のタクシーには乗らないようにしましょう。

※掲載の料金は2026年2月時点での料金です。

お土産・ショッピング代

ae_shopping_as_923944038.jpgドバイで人気のお土産、ボトル入りサンドアート

費用の目安:約5,000円~

海外旅行では、お土産選びやショッピングも楽しみの一つ。 ドバイのお土産は、デーツやチョコレートなどの食品類、アラビアン雑貨が人気で、大型ショッピングモールやスーパーマーケット、スークと呼ばれる市場で購入できます。
食品類は品揃えが豊富で価格も安いスーパーマーケットを利用するのがおすすめです。

デーツは約10AED~(約400円~)、チョコレートは約30AED~(約1,200円~)、アラビアン雑貨のサンドボトルは約30AED~(約1,200円~)で購入できます。

近年の物価高や円安の影響もあり、ショッピングを楽しみたい方はあらかじめ予算を多めに見積もっていくとよいでしょう。

ドバイ旅行パッケージツアーの費用はどのくらい?

ドバイ旅行パッケージツアーの費用はどのくらい?

ドバイ旅行のツアーには、シンプルなフリープランから、観光や名物グルメが組み込まれた添乗員同行プランまで、さまざまなツアーがあります。

それぞれのプランについて費用目安を見てみましょう。

●主要な観光スポットを自分のペースで観光したい場合には「フリープラン」がおすすめです。

例えば、ドバイ滞在5日間フリープランの場合、約189,800円~(1月出発の一例)が目安です。
乗継便を利用するプランでは、さらに費用を抑えられる場合もあります。

フリープランのツアーは、自由に自分のペースで観光できるのが魅力で、オプショナルツアーを組み込んでオリジナルプランを組み立てることもできます。
自由度が高いうえに、航空券・ホテル・空港送迎を個別に手配する必要がなく、まとめて予約できることも大きなメリットと言えるでしょう。

●初めての旅行で効率よく見どころを押さえたい方には「周遊型の添乗員同行プラン」がおすすめです。

例えば、ドバイとアブダビの見どころを周遊する6日間プランの場合、約369,800円~(6月出発の一例)が目安です。
フリープランと比較すると料金は高くなりますが、出発から帰国まで添乗員が同行する安心感と、観光や食事が含まれており、現地での出費を抑えられる点も魅力です。

一度の旅で効率よく見どころを網羅したい方には、添乗員同行ツアーが最適です。

※掲載の料金は一例です。利用する航空会社、ホテルなどによって料金は異なります。

ドバイ旅行の費用を安くするには?

オフシーズンなどの時期を選ぶ

旅行の費用を抑えたい場合には、航空券やホテルの宿泊費が下がるオフシーズンも選択肢に入れてみましょう。
ドバイのオフシーズンは5月~11月頃の夏です。ハイシーズンに比べると混雑を避けて観光を楽しめるメリットがあります。この時期は猛暑のため、屋外での観光には適しませんが、ショッピングモールや水族館など、室内中心の観光を楽しむことができます。

滞在中の食事は旧市街やスーパーマーケットも利用する

ドバイ旅行では、旧市街のローカルフードやスーパーマーケットのお惣菜を活用すると食事代を節約できます。多国籍料理が味わえるローカルフードは、安くて美味しいだけでなく、ドバイの多様な文化と歴史も体験でき、旅の満足度をぐっと高めてくれます。

割引や特典を利用する

期間限定のセールや早期割引、学生の方は学生旅行限定の特典や割引を活用すると費用を安くできます。
早期割引は価格の安さだけでなく、直前の予約に比べてホテルや航空券の空きに余裕があるため、プランの選択肢が広がる点もメリットです。ドバイ旅行は早めの予約がおすすめです。

ドバイ旅行を予約する前に知っておきたいこと

ドバイ旅行を予約する前にドバイの基本情報を知っておくと、旅行の計画に役立つかもしれません。

ドバイ旅行のベストシーズンはいつ?

ドバイ旅行のベストシーズンは11月~3月頃の冬です。平均気温は20度~30度と穏やかで過ごしやすい陽気で、観光に最適です。

4月~5月、および10月は最高気温が30度〜35度前後となりますが、まだ屋外の観光は可能です。ベストシーズンに比べると航空券や宿泊費用が抑えられます。

6月~9月頃の夏は最高気温が40度を超えることもあり、屋外の観光は困難なため、モールや涼しい室内施設で楽しむのがおすすめです。

ドバイの治安は?

ドバイの治安は世界的にも安全と言われています。 ただし、混雑した場所ではスリや置き引きが起こりやすくなります。

安全に旅行を楽しむためにも、貴重品は肌身離さず持ち歩き、夜間は路地裏や人通りのない場所には不用意に出歩かないようにしましょう。

チップは必要?

ドバイではチップの義務はありません。 快いサービスを受けた場合や、特別なサービスを頼んだときには、 お礼として5~10AED(約200円~400円)渡すとよいでしょう。

各項目の予算を参考にドバイ旅行を計画しよう

各項目の予算を参考にドバイ旅行を計画しよう砂漠から見るサンセット

いかがでしたか?
ドバイ旅行の費用と合わせて、現地の物価や役立つ情報をまとめました。心ときめくドバイの非日常を、自分らしく自由にパーソナライズして、理想の旅を形にしてみましょう。

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