一度は行ってみたい本場のディズニーリゾート。
アメリカ本土には、大きく分けて2つのディズニーリゾートがあります。
1つは世界で最初に完成したディズニーランド、西海岸・カリフォルニア州のアナハイムにある「カリフォルニア ディズニーランド・リゾート」、もう1つは、東海岸・フロリダ州のオーランドにある「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」です。
どちらもそれぞれ違った魅力にあふれるパークなのは言うまでもないのですが、「今度の旅行には、どちらがおすすめ?」と、迷っている方もいらっしゃるのでは。
この記事では、本場アメリカのディズニーリゾートについて、その特徴や内容から、旅行タイプ・日数に応じておすすめを解説。
そして、開園70周年のアニバーサリーを迎え、2025年5月16日から「カリフォルニア ディズニーランド・リゾート」で開催されている「ディズニーランド・リゾート70周年セレブレーション」のイベント情報についてもご紹介します。

どう違う?2つのディズニーランド・リゾート

Disneyland_Park-Partners_Statue ©Disney1955年、世界で最初に誕生したディズニーランドが、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のアナハイムにある「ディズニーランド(現:ディズニーランド・パーク)」です。ウォルト・ディズニー自身が構想・指揮し、開園を見届けた唯一無二のパークであり、"The Happiest Place on Earth(地球上で一番ハッピーな場所)"とも言われています。
現在の「カリフォルニア ディズニーランド・リゾート」は、9つのテーマランドがあるこの「ディズニーランド・パーク」と、カリフォルニアの自然をテーマにした「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の2つのパークがあり、隣接したそれぞれのパークは徒歩圏内で移動可能です。
もう1つのディズニーリゾート、フロリダ州オーランドにある「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」は、東京を走る山手線内側面積の約1.6倍にもなる広大な敷地を誇ります。
4つのテーマパーク、2つのウォーターパークに2つのエンターテインメントエリア、25以上の直営ホテルのほか、ゴルフ場やキャンプ場、総合スポーツ施設に牧場などがそろう、究極のバケーションディスティネーションです。
本場のディズニーリゾート、カリフォルニアとフロリダとで、どう違うか?旅行日数や内容で、それぞれのおすすめポイントを見てみましょう。

カリフォルニア ディズニーランド・リゾートのおすすめポイント!

Incredicoaster ©Disney2つのパークがあるカリフォルニア ディズニーランド・リゾートですが、隣接しているので移動がしやすい、コンパクトな造りが特長と言えます。
パークを行き来するのに時間がかからず、2つのパークを効率よく遊べるのがうれしいところ。

Disney California Adventure ©Disneyアナハイムは、カリフォルニア州のロサンゼルス近郊にあるため、日本からの直行便が多く就航している、ロサンゼルス国際空港からのアクセスが良いのもポイントです!
3泊5日や4泊6日の比較的短い日数の旅行であっても、大好きなディズニーをめいっぱい満喫できます。
さらに、ロサンゼルス近郊という立地を活かして、ロサンゼルス市内観光や、少し足を伸ばしてハリウッド観光などを組み合わせて楽しめるのも、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートならでは。
観光の楽しみ方が多いのも、西海岸の魅力の1つでしょう。

ディズニーランド・パーク

Disneyland ©Disneyカリフォルニア ディズニーランド・リゾート開業当初からのパークが「ディズニーランド・パーク」です。
「ジャングル・クルーズ」や「蒸気船マークトウェイン号」「ディズニーランド鉄道(ウェスタンリバー鉄道)」など、当初は11種類のアトラクションでオープン。
その後「イッツ・ア・スモールワールド」や「カリブの海賊」のほか、「スペース マウンテン」「ビッグサンダーマウンテン」などのコースター系人気アトランクションが追加されていきました。

Disneyland Park STARWARS ©Disney
おなじみのアトラクションも多く、本場のディズニーランドが初めての方でも、親しみやすいのではないでしょうか。
現在では「ミッキーのトゥーンタウン」や「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」なども加わった、9つのテーマランドで構成されています。

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク

Disney California Adventure cars ©Disney2001年にオープンした、カリフォルニアの大自然を満喫できるテーマパークです。
「ブエナビスタ・ストリート」「ハリウッド・ランド」「グリズリー・ピーク」などの、アメリカ西海岸・カリフォルニアらしさをテーマにしたエリアに、「トイ・ストーリー・マニア!」のある「ピクサー・ピア」や「カーズランド」、「アベンジャーズ・キャンパス」といった人気アニメーション映画をテーマにしたエリアを加えた8つのテーマランドで構成されています。
8つのテーマランドのなかでも、とくに「カーズランド」のメインアトラクション「ラジエーター・スプリングス・レーサー」が大人気!ディズニー/ピクサー映画『カーズ』をモチーフに、映画の世界観とどこか懐かしさを感じる風景のなかで、スリリングなレース展開を楽しめるアトラクションです。
前半、ラジエーター・スプリングスの夜の町に入ると、ライトニング・マックィーンなど『カーズ』のお馴染みのキャラクターたちが待っています。ゆったりとした前半から一転、後半では急カーブを切り抜け、アップダウンの激しい直線を最高時速約65kmのスピードで疾走する迫力に、思わず歓声を上げてしまうでしょう!
「ラジエーター・スプリングス・レーサー」を体験できるのは、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートだけです。

World of Colors ©Disney
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークは、夜のエンターテインメントも見逃せません!
世界最大級のウォーター・スクリーンに、ディズニーアニメや実写映画における名場面の数々が映し出される「ワールド・オブ・カラー」は、パラダイス・ベイで行われる約28分間のナイト・スペクタクルショーです。噴水や霧に投影される映像とレーザー光線に加え、炎が音楽にのせて踊るような演出効果は、これまでに見たこともない感動を覚えるでしょう。
季節によってプログラムが変わり、新作映画のキャラクターが加わることもあるので、いつ見ても新たな驚きや感動を味わえます。
70周年セレブレーションの期間中は新たな新作としてワールド・オブ・カラー・ハピネスが始まっています。

Jessie's_Critter_Carousel ©Disney
カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは、小さな子どもにも親しみのあるディズニー/ピクサー映画をテーマにしたアトラクションが多く楽しめる、子どもと一緒の旅行にもぴったりなディズニー・リゾートです。

カリフォルニア ディズニーランド・リゾートの直営ホテル

せっかくならば、旅行の間は少しでも長くディズニーの世界観を感じていたいもの。
直営ホテルにはアーリー・テーマパーク・エントリー(開園の30分前から入園可能)特典があるので、旅行日数が短い場合には、パークまでの移動時間がない直営ホテルがおすすめです。

カリフォルニア ディズニーランド・リゾートにはパークに隣接した3つの直営ホテルがあります。

ディズニーランド・ホテル

Disneyland Hotel ©Disney ディズニーランド開園当時からの直営ホテル。
ダウンタウン・ディズニーにも近く、ディズニーランド・パークとディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークのどちらへも徒歩圏内、トゥモローランドへもディズニーランド・モノレールを利用すればスピーティーに移動できます。
レトロなテーマのプールと2つのウォータースライダーもSNS映えするエモいスポット!

ディズニー・グランド・カリフォルニアン・ホテル&スパ

Disney Grabd Californian Hotel ©Disney開拓時代のカリフォルニアをイメージした風格あるクラフツマンスタイルのホテルです。
優雅で居心地の良い客室と3つのプールが特長の1つ。
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークの敷地にあり、宿泊ゲストだけの特典として、グリズリー・ピークに直接入場できる特別エントランスが利用できます。

ピクサー・プレース・ホテル

Pixar Place Hotel ©Disneyピクサー・アニメーション・スタジオの映画をテーマに、2024年1月30日にリニューアルオープンした、ほかにはない世界初のホテルです。
『ファインディング・ニモ』と水中の仲間たちの世界をイメージした、小さな子ども向けのプールやウォータースライダーも見逃せないポイント。
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークのパラダイス・ガーデン・パークに直接つながる、専用入口が利用できます。

開園70周年のアニバーサリーを迎えるカリフォルニア ディズニーランド・リゾート

CD_70th_Decor_Side_Castle ©Disney
世界で最初に誕生したディズニーランドが、1955年の開園から70周年のアニバーサリーを迎えます。
これを祝って、2025年5月16日から2026年夏まで「セレブレート・ハッピー」をテーマに、カリフォルニア ディズニーランド・リゾート開園70周年セレブレーションを開催します。人気アトラクションには、より楽しめるように新たな魔法が加わり、特別なエンターテインメントやカラフルなデコレーション、70周年を祝う「セレブレート・ハッピー」の楽曲やコレクショングッズなどがいっぱい!期間限定のナイトショーにパレードなど、ディズニーファンなら見逃せないイベントが目白押しです!

ディズニーランド・パークで開催されるショー・パレード

70th_Wondrous_Journeys ©Disney「ワンダラス・ジャーニー」ナイトショーディズニーランド・パークでは、パークのシンボル「眠れる森の美女の城」の特別デコレーションや、合計4つの期間限定ショーやパレードを開催。特定日の夜には花火も打ち上げられます。

【期間限定のショー&パレード】
「ワンダラス・ジャーニー」ナイトショー
「ペイント・ザ・ナイト」パレード
「タペストリー・オブ・ハピネス」プロジェクションショー
「セレブレート・ハッピー・カバルケード」グリーティングパレード

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークで開催されるショー・パレード

「ベター・トゥギャザー:ピクサーパル・セレブレーション!」パレード ©disney「ベター・トゥギャザー:ピクサーパル・セレブレーション!」パレードディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークでは3つのナイトショーやパレードを開催。
「ワールド・オブ・カラー・ハピネス!」ナイトショーでは、70周年セレブレーションの期間中だけの新たな演出が見どころです。

【期間限定のショー&パレード】
「ワールド・オブ・カラー・ハピネス!」ナイトショー
「ベター・トゥギャザー:ピクサーパル・セレブレーション!」パレード
「セレブレート・ハッピー」アット・カーセイ・サークル・シアター

いずれも多くのファンで賑わうことが予想されますので、ショーやパレードを観覧するベストポジションを確保したい人は、事前にショーの開催場所やパレードのコースをチェック!

まだまだあります!セレブレート・ハッピー

It's a small world  ©Disney「イッツ・ア・スモールワールド」7月からは新たなアトラクションも加わるほか、人気のアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」に新しい仲間が登場し、「トイ・ストーリー・マニア!」には70周年をモチーフにした演出が加わります。また、新たなアトラクション「ウォルト・ディズニー:マジカル・ライフ」は2025年7月17日にオープンします。この機会を見逃すことなく、最高にハッピーなアニバーサリーをディズニーキャラクターたちと一緒に、お祝いしましょう!

CD_70th_Decor_Environmentals ©Disney
    カリフォルニア ディズニーランド・リゾート 基本情報
  • 住所:Disneyland Dr, Anaheim, CA 92802(カリフォルニア州アナハイム)
  • アクセス:東京から直行便で約10時間、ロサンゼルス国際空港から車で約50分
  • 広さとパーク内移動:約73万m² パーク間の移動は徒歩5分以内
  • 注目のエリア:新オープン!アベンジャーズ・キャンパス(ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク)
  • カリフォルニア ディズニーランド・リゾート 公式ホームページ(外部サイト)

フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのおすすめポイント!

Walt Disney World ©Disney広大な敷地面積を誇り、世界最大級のフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート。
まさに「ワールド」の名にふさわしく、大好きなディズニーの物語の世界へエスケープできるアトラクションだけでなく、充実した「夢の休日」を満喫できるのが特長です。

まずは4つのパークをチェック!

マジックキングダム・パーク



Cinderella Castle ©Disney6つのテーマランドで構成され、歴史あるアトラクションや、リズミカルなパレード、華やかに夜空を彩る花火ショー、大好きなディズニーキャラクターとのグリーティング(ふれあい)を楽しめます。
東京ディズニーランドは、このマジックキングダム・パークを基に造られたため、「シンデレラ城」や「ホーンテッドマンション」のあるファンタジーランド、「スペースマウンテン」があるトゥモローランド、「ジャングルクルーズ」が体験できるアドベンチャーランド、「ビッグサンダーマウンテン(※1)」に代表されるフロンティアランド(東京ディズニーランドでは、リバティスクエアと合わせてウェスタンランドとなっています)など、皆さんもよく知るテーマランドやアトラクションが多いのがポイント。

Walt Disney World Magic kingdom ©Disney
新たに仲間入りした「ティアナのバイユー・ アドベンチャー」や、映画『トロン:レガシー』をテーマにした、ディズニーパーク最速級の「トロン・ライトサイクル・ラン」なども注目です。
※1:フロリダのビッグサンダーマウンテンはリニューアルのため、2025年7月現在休止中。

エプコット



Walt Disney World EPCOT ©Disney実験的未来型都市を意味するエプコットは、ウォルト・ディズニーが生涯を賭けて夢を注いだ、近未来の地球と世界文化および宇宙をテーマとしたパークです。
数年に渡る大規模なイノベーションを経て、2024年6月に新たなテーマを加えた4つのエリアとなりました。
人と人、そして人々を取り巻く世界をつなぐ新しいコミュニーションがテーマの「ワールド・セレブレーション」、近未来的ライドなどがあり、科学、テクノロジー、銀河系の冒険がテーマの「ワールド・ディスカバリー」、自然とのバランスを理解し、維持することの大切さを学べる「ワールド・ネイチャー」、そして北米大陸のほかヨーロッパやアジアなど、世界11カ国の文化や食を楽しめる「ワールド・ショーケース」で構成されています。
魅力的な世界各国のパビリオンや、宇宙旅行のバーチャル体験、シーズンごとに開催されるインターナショナル・フェスティバルなど、本場のディズニーリゾートでなければ体験できないイベントの数々が特長です。

ディズニーパーク初となる『モアナと伝説の海』をテーマにしたウォークスルータイプの「モアナと伝説の海:ジャーニー・オブ・ウォーター」、映画『アナと雪の女王』をテーマにした「フローズン・エバー・アフター」、時空を超えた銀河系の冒険「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」、ディズニー・ピクサー映画『ファインディング・ニモ』をモチーフにした「シー・ウィズ・ニモ&フレンズ」はこのエプコットで体験できるアトラクションです。

ディズニー・ハリウッド・スタジオ



Disney Hollywood Studio ©Disney映画の世界を作り出す魔法が楽しめるテーマパークは、ハリウッド黄金時代の煌びやかさと魅力に満ちています。
フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの中でも、とくに映画をテーマにしたアトラクションが多く『トイ・ストーリー』や『カーズ』などのピクサー映画のファンにもおすすめ!
また、ディズニー・ハリウッド・スタジオには『スター・ウォーズ』の世界観を再現した「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」や「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」を体験できる「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」、「インディ・ジョーンズ・スタント・ スペクタキュラー」などもあり、歴代の超大作ファンにとっても見逃せないパークです。

Disney Hollywood Studio ©Disney
「タワー・オブ・テラー」といえば、東京ディズニー・シーでよく知られるスリル系のアトラクションですが、本場フロリダやほかのディズニーランドとでは設定が異なるのをご存じですか?
ニューヨークの古いホテルを舞台とした東京ディズニー・シーと異なり、謎の事件によって閉鎖に追い込まれた「ハリウッド・タワー・ホテル(The HOLLYWOOD TOWER Hotel)」が舞台の「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」となっています。その違いも楽しみながら異次元のスリルに満ちた世界を体験してみては。

ディズニー・アニマルキングダム



Disney Animal kingdom ©Disney刺激的な冒険が楽しめるディズニー・アニマルキングダムは、世界最大の動物をテーマにしたパークです。
世界中の野生動物、約300種、2,000頭以上が暮らし、野生動物保護に対するウォルト・ディズニーの姿勢を反映したもので、動物の保護や教育・研究にも力を入れています。

Pandora The World of Avatar ©Disney
7つのテーマランドで構成されており、さまざまな動物たちとのふれあいから、恐竜時代へのタイムスリップまで!
さらには空想の生き物たちが暮らす、見たこともないような異世界への冒険も体験できる、映画『アバター』をテーマにした「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」もディズニー・アニマルキングダムにあります。

続いて、2つのウォーター・パークもご紹介!

ディズニー・ブリザード・ビーチ



Blizzard Beach Water Park ©Disneyかつてはスキー・リゾートだった!?という、ちょっと変わった設定の「ディズニー・ブリザード・ビーチ」は、雪景色の中で水遊びができるというウォーター・パークです。
世界最高、最速レベルのウォータースライダーから、子供用ウォータースライダーやゆるやかな川のイカダ下りまで、大人も子どもも大満喫できます。

ディズニー・タイフーン・ラグーン



Typhoon Lagoon ©Disney大型台風に襲われた跡の南国の孤島がテーマの「ディズニー・タイフーン・ラグーン」
90秒ごとに1mを超える大波が押し寄せる、世界最大級の「サーフ・プール」や、ロングコースの急流を下る最新アトラクションなど、太陽の下で数々のウォーター・アトラクションを楽しめるウォーターパークです。
パークの中央に位置するシンボルの山「マウント・メイデイ」や砂浜のビーチ「ハイダウェイ・ベイ」が、水を使った各種アトラクションが楽しめるオアシスとなりました!


Walt Disney World ©Disneyこのように、さまざまなテーマのパークやアクティビティが、広大な敷地に点在しているフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート。
パーク間の移動にもモノレールなどを利用するほどの広さのため、リゾート内での移動時間も考えておく必要があります。
また、最寄りのオーランド国際空港は、日本からの直行便が就航していないため、シカゴやデンバー、ヒューストンなどで乗り継ぎが必要です。
乗り継ぎ時間も含めた片道の所要時間は、標準で16時間から20時間(※2)ほどで考えると良いでしょう。
フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの魅力を満喫するには、できれば5泊7日以上の長めの日程で予定を組むことをおすすめします。
長期休暇が可能で、パーク・アトラクションの圧倒的な規模の大きさや充実度、そしてキャラクターたちと会える確率を優先にするなら、迷わずフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートへ!
ディズニーの世界を心ゆくまで楽しめる、ディズニーファンにとって、まさに夢のようなスポットと言えるでしょう。

※2:航空券の料金を優先して航空会社・ルートを選択すると、乗り継ぎの待ち時間が3時間以上となっている場合もありますので、ご注意ください。

フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの直営ホテル

all-star-Resorts ©Disney広大な敷地のフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートには、予算や目的、グループ構成などに合わせて、5種類のホテルタイプ・25以上の直営ホテル・リゾートが用意されています。
立地もそれぞれ異なりますので、まずは予算や目的のパークを決定してから、どのホテルにするか絞り込んで検討するのがおすすめです。ちなみにフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでは、テーマパーク、ウォーターパーク、ディズニースプリングスなど、リゾート内にモノレールやバスなどの交通システムが完備されていて、直営ホテル宿泊のゲストならすべて無料で利用できます。
数多くある直営ホテル・リゾートの中から、5つのタイプ別に8つのホテルを厳選してご紹介します。

5つのホテルタイプ
・デラックス・ヴィラ(自宅で寛ぐような快適な設備の大人数向け)
・デラックス・リゾート(個性豊かなテーマと極上のダイニングが楽しめる)
・モデレート・リゾート(デラックスよりも低価格で高級感を楽しめる)
・バリュー・リゾート(快適さと便利さを兼ね備えた家族向けのお手頃タイプ)
・キャンプグラウンド(星空の下で大自然を感じられる野外リゾート)

ディズニー・オールスター・リゾート【バリュー・リゾート】

all-star-Resorts ©Disney「ミュージック」「スポーツ」「ムービー」の3つのテーマに沿ってデザインされた、3棟の複合型リゾートホテル。
人気映画のキャラクターや、スポーツグッズや楽器などをモチーフにした、巨大なオブジェが目を引く、ディズニーの世界をより満喫できるホテルです。

ディズニー・アート・オブ・アニメーション・リゾート【バリュー・リゾート】

Art_of_Animation_Resort ©Disney『ファインディング・ニモ』『カーズ』『ライオン・キング』『リトル・マーメイド』の4つの名作映画をテーマにした4棟のホテルで、カラフルで楽しい客室は、映画のワンシーンの風景を楽しむことができます。
リゾート内で最も大きいビッグ・ブルー・プールでは、ニモやドリーたちの歌や話し声が聞こえてきます!
『ファインディング・ニモ』『カーズ』『ライオン・キング』の棟の客室はすべてファミリースイート対応となり、『リトル・マーメイド』の棟はスタンダードタイプと利用人数に応じて、スタンダードルームとファミリースイートルームが選べます。

ディズニー・ポートオーリンズ・リゾート 【モデレート・リゾート】

port-orleans-resort-riverside ©Disney- リバーサイド -
マーク・トウェエインの小説の時代にタイムスリップしたような「古き良きアメリカ南部の大邸宅」を再現したリゾートホテルです。
フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでゆっくりと、長めのホテルライフを過ごしたいカップルやご夫婦におすすめ。

- フレンチ・クオーター -
ジャズ発祥の街ニューオーリンズのフレンチ・クオーターをテーマに、華やかさとロマンスを随所に感じることができるホテル。
ダブルーン・ラグーンにある、巨大なブルードラゴンの舌を滑り降りるウォーター・スライダーは子どもにも大人気です。
2つのホテルの施設は共有可能で、ディズニースプリングスへはボートで移動できます。

ディズニー・グランド・フロリディアン・リゾート&スパ【デラックス・リゾート】

Disney Grand Floridian Resort & Spa ©Disneyウォルト・ディズニー・ワールド内で最も美しい「フロリディ・リゾート」をイメージした、ビクトリア朝時代の優雅さと現代的センスを併せ持つフラグシップホテル。
客室からの美しい景観が自慢で、湖越しに眺めるパークや、シンデレラ城の上空を彩る花火は絶景です。
リゾート・モノレールでマジックキングダム・パークまでわずか1駅という便利な立地も魅力の1つ。
スパサービスも充実しているので、ホテルライフを満喫したいファミリー、ハネムーンにおすすめします。

ディズニー・アニマルキングダム・ロッジ【デラックス・リゾート】

Disney Animal kingdom Logde ©Disneyライオン・キングの世界にいるような、サファリ気分満点の高級リゾートホテル。
アフリカン・テイストの内装と調度品に囲まれた内装も見どころの1つ。
客室(サバンナビュー)のバルコニーからは、30種以上の動物たちが気ままに暮らす姿を眺めることもできます。(必ず動物が見られるわけではありません)
ディズニー・アニマルキングダムに一番近いホテルで、館内には本格的なアフリカ料理やワインを堪能できるレストランから、アフリカ各国メニューを手軽に楽しめるビュッフェ、動物とサバンナの景色を眺めながら食事ができるレストランもあります。
    フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート 基本情報
  • 住所:Walt Disney World Resort, Orlando, FL 32830(フロリダ州オーランド)
  • アクセス:東京から乗り継ぎで約16時間~、オーランド国際空港から車で約40分
  • 広さとパーク内移動:約12200万㎡
    パーク内での移動にはモノレールやスカイライナー(ロープウェイ)、バスを利用
  • 注目のエリア:映画『モンスターズ・インク』をテーマにした新エリアが登場予定(ディズニー・ハリウッド・スタジオ)
  • フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート 公式ホームページ(外部サイト)

あなたにおすすめの本場アメリカのディズニー・リゾートはどっち?

Disney California Adventure ©Disney
カリフォルニア ディズニーランド・リゾートがおすすめなのは
・世界で最初にできたディズニーランドを体験したい
・短期間の休みでも、本場のディズニーランドを満喫したい
・航空券代など旅行費用を抑えて、本場のディズニーランドに行ってみたい
・1日くらいはロサンゼルスやハリウッドも観光してみたい
・子どもと一緒に楽しみたいので、長時間のフライトは避けたい
家族旅行や小さな子ども連れ、またディズニー初心者、海外旅行初心者におすすめ!


フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートがおすすめなのは
・ゴールデンウィークやシルバーウィークなど、1週間以上の長めの休暇が取れる
・滞在中は観光よりも、リゾート内でディズニーづくしの毎日を満喫したい
・アトラクション以外にも、プールやスポーツでアクティブな体験も楽しみたい
・長時間のフライトや海外での乗り継ぎにも慣れている
とにかくディズニーメインに楽しみたい、ディズニー上級者や大人の旅におすすめ!

この記事では、本場アメリカのディズニーリゾートについて、その特徴や内容から旅行タイプ・日数に応じて、おすすめをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
次の休みには、ぜひディズニーの夢と魔法の王国へお出かけください!
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