大自然の宝庫ニュージーランド。南北二つの大きな島からなる国土は、火山活動によって形成された北島と氷河によって削られた南島で構成されています。
世界遺産アオラキ/マウント・クック国立公園やミルフォード・サウンド、テカポ湖の星空など、手つかずの自然が織りなす、息を吞むような絶景が人々を魅了します。

この記事では4泊6日や1週間でニュージーランド旅行にかかる費用や物価、役立つ情報についてご紹介します。(2025年12月、1NZドル=約87円での換算)

ニュージーランドの物価ってどのくらい?

ニュージーランドの物価ってどのくらい?

ニュージーランドの通貨はNZ$=ニュージーランド・ドル(NZD)です。1NZドル=約87円前後(2025年12月現在)

ニュージーランドの物価は日本と比べると高めです。人気の観光地では食事代や宿泊費用は高くなる傾向にありますが、スーパーマーケットの食品は日本とそれほど変わらないものもあります。

ニュージーランドの物価の一例を見てみましょう。

  • ミネラルウォーター 500ml 1NZドル(約90円)
  • スターバックスの「トールサイズコーヒー」 5.7NZドル(約500円)
  • ビール 350ml 4NZドル(約350円)※スーパーマーケットの場合
  • ラーメン 23NZドル(約2,000円)

購入する場所によって値段が大きく異なりますが、スーパーマーケットを利用すれば比較的安く購入できます。

ニュージーランドの旅行費用はどのくらい必要?

ニュージーランドの旅行費用はどのくらい?

ニュージーランドの旅行費用は滞在日数や時期、現地での過ごし方で大きく変わります。パッケージツアーと個人旅行でも費用に差がでますので、旅行の目的に合わせて選択しましょう。

【パッケージツアーのメリット】
個別で手配する手間が省けることが最大のメリットです。 航空券、ホテル、移動手段などがセットになっており、いろいろな商品が展開されているので、自分に合った商品を選ぶことができます。また、比較的個別で手配する場合よりも費用が安く済むことが多いです。
【個人旅行のメリット】
宿泊するホテルを1泊ずつ変えたり、スケジュールを自由自在にプランニングできるメリットがあります。 ただし、航空券とホテルを個別に手配する場合、空港からの移動手段も含めて自分で計画する必要があります。

この記事ではニュージーランド旅行に2人で行く場合の、1人あたりの予算について解説します。(2025年12月時点の目安)

4泊6日のニュージーランド旅行費用

4泊6日のニュージーランド旅行費用ニュージーランド最大の都市オークランド

4泊6日のニュージーランド旅行費用(個人旅行)の相場は1人あたり約228,000円~です。(※2025年12月時点の目安)
内訳は下記の表の通りです。

項目費用
航空券(往復)約120,000円~
宿泊費約32,000円~
観光・オプショナルツアー約10,000円~
Wi-Fi・通信約13,800円~
海外旅行保険約2,200円~
NZeTA(電子渡航認証)と国際観光税(IVL)の費用117NZドル(約11,000円)
食事代約30,000円~
交通費約4,000円~
お土産・ショッピング約5,000円~

1週間のニュージーランド旅行費用

1週間のニュージーランド旅行費用世界遺産 アオラキ/マウント・クック国立公園

1週間のニュージーランド旅行費用(個人旅行)の相場は1人あたり約271,000円~です。(※2025年12月時点の目安)
内訳は下記の表の通りです。

項目費用
航空券(往復)約120,000円~
宿泊費約48,000円~
観光・オプショナルツアー約20,000円~
Wi-Fi・通信約16,000円~
海外旅行保険約2,500円~
NZeTA(電子渡航認証)と国際観光税(IVL)の費用117NZドル(約11,000円)
食事代約42,000円~
交通費約6,000円~
お土産・ショッピング約5,000円~

※出発時期や宿泊するホテル、現地での過ごし方によって必要な費用は変わります。

ニュージーランド旅行出発前に手続きが必要な6つの項目と費用

ニュージーランド旅行にかかる費用は出発前と現地滞在時にかかる費用に分けられます。旅行の計画を立てる際、興味のある観光スポットと合わせて、どれくらいの費用が必要かを事前に調べておくと安心です。

まずは出発前に必要な費用について見ていきましょう。

航空券

航空券

ニュージーランドの航空券費用は出発時期や予約のタイミング、利用する航空会社によって大きく異なります。

東京発オークランドへの直行便はニュージーランド航空が運航しています。(2025年12月現在)
直行便利用の場合、往復航空券の費用は1人当たり約130,000円〜が相場です(エコノミー席利用、閑散期出発の場合の例)。航空券代金のほかに燃油サーチャージや空港使用料、諸税などを含みます。

一方、乗り継ぎ便利用の場合、往復料金は約120,000円~が相場です(閑散期出発の場合の例)。 直行便に比べるとお得な航空券もありますが、到着までの所要時間が長くなるフライトもあるため、旅程に無理が生じないように計画しましょう。

ニュージーランドは南半球に位置するため、日本とは季節が真逆になるのが特徴です。そのため、秋から冬へと季節が移り替わる5月~6月頃の出発は航空券が比較的リーズナブルになり、費用を抑えたい方には最適な時期です。 また、より予算を抑えたい場合には、夏休み、年末年始、ゴールデンウィークなどの大型連休を避けて予約をするとよいでしょう。

宿泊費

宿泊費

宿泊費は滞在する都市や時期、ホテルのグレードによって大きく変動します。

オークランドやクイーンズタウンは観光客が多いため、宿泊料金が高い傾向にあります。 価格を重要視したスタンダードホテルや、アクセスしやすい立地のホテルなど、予算と合わせて希望条件に近いホテルを探しましょう。

    【オークランドの宿泊費一例】
    ※2名1室利用の場合の1泊1名あたり
  • スタンダードホテル(2~3つ星):約8,000円~
  • スーペリアホテル(3~4つ星):約12,000円~
  • デラックスホテル(4~5つ星):約15,000円~
  • ラグジュアリーホテル(5つ星):約20,000円~

※宿泊する時期により宿泊代は変わります。

観光&オプショナルツアー費用

観光&オプショナルツアー費用世界遺産ミルフォード・サウンド

ニュージーランドは、火山からできた北島、氷河からできた南島と、 それぞれ異なる魅力があり、訪れたいスポットがたくさんあります。

北島は「帆の街」という愛称を持つ美しい港町オークランド、温泉の街としても知られ先住民族マオリの文化を強く感じるロトルア、 世界的大ヒット映画のロケ地であるホビット村や、世界遺産のトンガリロ国立公園などが人気の観光地です。
南島は、世界遺産アオラキ/マウント・クック国立公園、世界遺産ミルフォード・サウンド、世界屈指の星空保護区テカポ湖など、息を吞むような大自然の絶景が広がります。クイーンズタウンではアクティビティも豊富です。

オプショナルツアーを活用すれば、個人ではアクセスしにくい場所や混雑時の施設への入場も比較的スムーズです。日本語ガイド付きプランも豊富にあるので、言葉の不安がある方や、旅の知識を深めたい方にも大変おすすめです。

※掲載の料金は2025年12月時点での料金です。オプショナルツアーの料金は予告なく変更となる場合があります。予約時にご確認ください。

ポケットWi-FiまたはSIM(SIMカード、eSIM)などの通信費

ポケットWi-FiまたはSIM(SIMカード、eSIM)などの通信費

費用の目安:1日あたり約2,300円~(データ無制限)

主流はポケットWi-FiのレンタルやSIMカード、eSIMです。 海外ローミングの場合、設定自体は簡単ですが、他と比べると割高になることがあります。

HISモバイルのWi-Fi

NZeTA(電子渡航認証)と国際観光税(IVL)の費用

NZeTA(電子渡航認証)と国際観光税(IVL)の費用

【NZeTA申請費用】
モバイルアプリの場合:17NZドル(約1,480円)
公式サイトからの場合:23NZドル(約2,000円)

【国際観光税(IVL)費用】
100NZドル(約8,700円)

※掲載の料金は2025年12月時点での料金です。

日本国籍のパスポートでニュージーランドに観光目的で渡航する場合、NZeTA(ニュージーランド電子渡航認証)の申請と国際観光税(IVL)を支払う必要があります。 NZeTAの申請時に国際観光客保護観光税(IVL)も一緒に支払います。

    【対象者】
  • 3カ月以内の一般的な観光、ビジネス
  • 目的地に向かうための乗り継ぎ、乗り換え
  • 乳幼児を含むすべての旅行者

【申請方法】
NZeTA申請はモバイルアプリ「NZETA」、またはニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)の公式サイトから申請可能です。

通常、申請から72時間で処理されますが、余裕をもって申請しましょう。

詳しい内容は【ニュージーランド移民局公式サイト】(外部サイト)でご確認ください。

海外旅行保険

海外では日本の保険が適用されず、病院にかかった際には高額な医療費が発生することがあります。 旅行先での怪我や病気など、万が一の事態に備えて海外旅行保険の加入をおすすめします。

    【海外行保険の費用(1人当たり)】
  • 6日間:約2,200円~
  • 1週間:約2,500円~

※利用する保険会社や加入プランにより費用は変わります。
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、出発前に補償内容を必ず確認しましょう。

ニュージーランド旅行パッケージツアーの費用はどのくらい?

ニュージーランド旅行パッケージツアーの費用はどのくらい?テカポ湖の星空

ニュージーランド旅行のツアーには、オークランドやクライストチャーチなどの1都市に滞在するプランから、周遊プラン、観光や名物グルメが組み込まれた添乗員同行プランまで、さまざまなツアーがあります。

それぞれのプランについて、ニュージーランドのベストシーズンである2月出発の費用目安を見てみましょう。

●価格重視で日程を自由に決めたい場合には「1都市滞在型フリープラン」がおすすめです。

例えば、ニュージーランドの玄関口であるオークランド(北島)1都市滞在の5日間フリープランの場合、約109,800円~(2月出発の一例)が目安です。
乗継便を利用するプランでは、さらに費用を抑えられる場合もあります。

●価格と観光のバランスを取りたい場合には「2都市滞在型フリープラン」がおすすめです。

例えば、クイーンズタウンとオークランドの2都市周遊7日間と選べる観光が1つ付いたプランの場合、約354,800円~(2月出発の一例)が目安です。
北島と南島の主要観光地にも足を伸ばせます。

フリープランのツアーは、自由に自分のペースで観光できるのが魅力で、オプショナルツアーを組み込んでオリジナルプランを組み立てることもできます。
自由度が高いうえに、航空券・ホテル・鉄道を個別に手配する必要がなく、まとめて予約できることも大きなメリットと言えるでしょう。

●初めての旅行で効率よく見どころを押さえたい方には「周遊型の添乗員同行プラン」がおすすめです。

例えば、南島と北島の見どころを周遊する8日間プランの場合、約639,800円~(2月出発の一例)が目安です。
フリープランと比較すると料金は高くなりますが、出発から帰国まで添乗員が同行する安心感と、観光や食事が含まれており、現地での出費を抑えられる点も魅力です。

さらに、ニュージーランドは主要な観光地間の距離が離れているため、バスで効率よく周遊できることも大きなメリットと言えるでしょう。

一度の旅で効率よく見どころを網羅したい方には、添乗員同行ツアーが最適です。

※掲載の料金は一例です。利用する航空会社、ホテルなどによって料金は異なります。

ニュージーランド滞在中に必要な費用

ニュージーランド旅行出発前に手続きが必要な費用の次は、滞在時に必要な費用の相場を解説します。

食事代

食事代ラム肉チョップのロースト

費用の目安:1日あたり約6,000円~

ニュージーランドの食事はラム肉のローストやシーフード、フィッシュ&チップスやミートパイなどが有名です。
レストランやカフェでの食事は、日本に比べて高めです。

カジュアルレストランやカフェの食事代の相場は約20NZドル~30NZドル(約1,740円~2,610円)、レストランでのディナーは約50NZドル~(約4,400円~)が相場です。

フィッシュ&チップスのお店は街のいたるところにあり、テイクアウトもできるので、軽食としても人気があります。 また、スーパーマーケットのお惣菜や食品は種類が豊富で、外食と比べると費用も抑えられ、ローカル文化を味わえる点でもおすすめです。サラダやミートパイは約5NZドル~10NZドル(約440円~870円)で購入できます。

レストランを利用する場合には、1日あたり約10,000円を予算とすると安心です。

交通費

交通費クライストチャーチの街中を走るトラム

費用の目安:1日あたり約1,000円~

オークランドやクライストチャーチなどの都市部ではバスや鉄道などの公共交通機関が発達しています。

【公共交通機関】
鉄道やバスは乗車区間(ゾーン)によって料金が異なります。
例えば、オークランドのバスや鉄道では、1区間(最短距離)2.8NZドル(約244円)から乗車できます。

公共交通機関をよく利用する場合には、交通系ICカードを利用するのがお得で便利です。 オークランドでは「AT HOPカード」、クライストチャーチでは「メトロカード」とカードは異なりますが、現金で支払うよりも安く乗車でき、乗車時もスムーズです。

【クライストチャーチのトラム】
主要な観光スポットを巡回するトラム(路面電車)が運行されており、便利です。

1日券の料金
16歳以上:40NZドル(約3,480円)
5〜15歳:10NZドル(約870円)
※4歳以下は無料

【タクシー】
初乗り料金:3.9NZドル~(約340円~)

日本で見られるような流しのタクシーはなく、指定のタクシー乗り場、または配車アプリを利用する必要があります。

お土産・ショッピング代

お土産・ショッピング代ニュージーランドのお土産で人気のマヌカハニー

費用の目安:約5,000円~

海外旅行では、お土産選びやショッピングも楽しみの一つ。
ニュージーランドのお土産は高品質な「マヌカハニー」や「クッキータイム」などの食品類や、羊モチーフの雑貨、上質なメリノウール製品が人気です。

食品類はスーパーマーケットで手軽に買うことができます。大自然のイメージが強いニュージーランドですが、大型モールなどショッピングスポットも豊富です。オークランドのクイーン・ストリート(Queen Street)はカフェや多くの商業施設が立ち並びショッピングに人気の場所です。

近年の物価高や円安の影響もあり、ショッピングを楽しみたい方はあらかじめ予算を多めに見積もっていくとよいでしょう。

ニュージーランド旅行の費用を安くするには?

オフシーズンなどの時期を選ぶ

旅行の費用を抑えたい場合には、航空券やホテルの宿泊費が下がるオフシーズンも選択肢に入れてみましょう。
ニュージーランドのオフシーズンは5月~8月頃です。航空券は5月~6月が安い傾向にあります。7月〜8月は冬休みや短期留学の需要で、5月~6月に比べると航空券は高めになります。この時期はウィンタースポーツや星空観測をするには最適な時期です。

滞在中の食事はスーパーマーケットも利用する

ニュージーランド旅行では、食費を抑えることで費用を節約できます。おすすめはスーパーマーケットの活用です。
サラダやミートパイなどのお惣菜は、種類が豊富なため、組み合わせ次第で手軽に満足感の高い食事を楽しめます。ニュージーランドではお寿司も人気食で、スーパーマーケットにもサーモンや照り焼きチキンの巻き寿司があります。日本では見かけないニュージーランドならではの食材に出会えるのも旅行の醍醐味です。

割引や特典を利用する

期間限定のセールや早期割引、学生の方は学生旅行限定の特典や割引を活用すると費用を安くできます。

ニュージーランド旅行を予約する前に知っておきたいこと

ニュージーランド旅行を予約する前にニュージーランドの基本情報を知っておくと、旅行の計画に役立つかもしれません。

ニュージーランドのベストシーズンは?

ニュージーランド旅行のベストシーズンは12月~2月頃の夏がおすすめです。ニュージーランドの夏は日本と比べてそれほど高温にならず、温暖な気候で過ごしやすいため、ハイキングや海水浴などのアクティビティに最適です。

四季があるニュージーランドは、旅の目的に合わせて季節ごとの魅力を楽しむことができます。ただし、日本とは季節が真逆の南半球に位置するため、服装や持ち物には注意しましょう。

  • 9月~12月頃(春~初夏)は、各地で花が咲き始めます。南島で群生するルピナスやマウントクック・リリーは大自然の景色を彩ります。
  • 3月~5月頃(秋)は、木々の葉が黄金色に色づきだします。特に黄葉の名所として知られる南島のクイーンズタウンやワナカ湖畔では、美しい景色が広がります。
  • 6月~8月頃(冬)は、ウィンタースポーツを楽しめます。空気が澄み、テカポ湖では星空観測やオーロラ鑑賞にも最適な時期です。

ニュージーランドの治安は?

ニュージーランドの治安は比較的良いです。 ただし、観光客を狙ったスリや置き引き、車上荒らしには注意が必要です。

安全に旅行を楽しむためにも、貴重品は肌身離さず持ち歩き、夜間は人通りのない場所には不用意に出歩かないようにしましょう。

チップは必要?

ニュージーランドではチップを払う義務はありません。

チップの文化はありませんが、快いサービスを受けたときや特別なサービスを頼んだときなどに感謝の気持ちとしてチップ(5NZドル程度)を渡すとよいでしょう。

各項目の予算を参考にニュージーランド旅行を計画しよう

ワナカ湖畔の黄葉ワナカ湖畔の黄葉

いかがでしたか?
ニュージーランド旅行の費用と合わせて、現地の物価や役立つ情報をまとめました。予算の中で費用を抑えるポイントを上手に取り入れながら、楽しく旅行の計画を立ててみましょう。

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