「春のゴールデンウィーク、夏休みの次の長いお休みはいつ?」「9月の連休は?シルバーウィークは?」と気になっている方もいるのではないでしょうか?
秋は暑さも和らぎ、旅行やレジャーのベストシーズンです。しかも2026年は、2015年以来、実に11年ぶりに5連休となり、いわゆる「シルバーウィーク」が到来します。さらに、有給休暇を組み合わせれば最大9連休も可能に!
今回はシルバーウィークにおすすめの国内旅行先をご紹介します。

そもそもシルバーウィークとは?

シルバーウィークカレンダー

「シルバーウィーク」という言葉は、2009年に敬老の日・秋分の日の2つの祝日と、国民の休日、そして土曜・日曜日が組み合わさって5連休となったことから、春のゴールデンウィークに対して、こう呼ばれるようになりました。
敬老の日はハッピーマンデー制度により必ず月曜日になりますが、秋分の日は国立天文台の計算に基づいて前年2月の官報で公表されるため、その年によって変動します。(必ずしも23日という訳ではありません。)
つまり、シルバーウィークになるかどうかは、この「秋分の日」が何曜日になるかが大きなポイントなのです!
具体的には、月曜日(敬老の日)と水曜日(秋分の日)に挟まれた火曜日が、国民の祝日に関する法律に基づいて「国民の休日」となることで、直前の土曜・日曜日と合わせて5連休となります。

2026年のシルバーウィークは何連休?

2025年シルバーウィークカレンダー

2026年は、敬老の日が9月21日の月曜日、そして秋分の日が9月23日の水曜日となり、その間の火曜日が国民の休日となるため、直前の土曜・日曜日と合わせることでシルバーウィークの条件である5連休に当てはまります。
さらに、続く9月24日(木)と9月25日(金)を有給休暇などで休むことができれば、最大9連休も夢ではありません!
秋の行楽シーズンに、少し長めの旅行を楽しむ絶好のチャンスです。

次のシルバーウィークはいつ?

シルバーウィーク秋分の日2024

11年ぶりに大型連休のシルバーウィークとなる2026年ですが、次にこのような好条件が揃うのは6年後の2032年の見込みです。
なぜ「見込み」という表現を使うのでしょうか。秋分の日とは「昼と夜がほぼ同じ長さとなる日」ですが、地球の動きには常にわずかな変化があるため、数年先の秋分の日は、前年になるまで確定しないという背景があります。

シルバーウィークにおすすめの旅行先は?

9月に入ると暑さも少しずつ和らぎ、旅行やお出掛けにぴったりの季節がやってきます。
特に、11年ぶりの大型連休となる2026年のシルバーウィークは、早くも大きな注目を集めています。
今年は例年以上の混雑が予想されますので、今のうちから計画を立てて、早めに予約を済ませておくのが安心です。

今回は、いつもよりちょっと長めの連休におすすめ&人気の国内旅行先をご紹介します!

【北海道】日本一早い紅葉スポットをめぐる

大雪山 銀泉台 赤岳登山道から見る紅葉日本一早い紅葉スポット「大雪山 旭岳」

北海道では、早ければ9月から紅葉のシーズンが始まります。なかでも、北海道のほぼ中央に位置する大雪山系は「日本一早い紅葉スポット」として知られ、山々が鮮やかに色づいてゆく様子は圧巻です。

また、夏に咲き誇るラベンダーで有名な富良野では、9月に入ってもひまわりやコスモスなど、写真に収めたくなるような美しい景色が広がります。
さらに、10月頃まで発生する「トマムの雲海」など、秋の北海道は絶景スポットが満載です!
もちろん、定番の札幌や函館も外せません。北海道ならではの旬の味覚を堪能したり、過ごしやすい気候の中でのんびりと街歩きを楽しんだりと、観光には最高の季節です。

【長野】この時期だけの穂高連峰と紅葉の絶景を求めて

秋の上高地 河童橋トレッキングや散策にもおすすめの上高地

「避暑地」で名高い軽井沢や美ヶ原高原など、日本を代表する高原リゾートが多い長野県。
なかでも、特におすすめしたいのが、標高約1,500mに位置する「上高地」です。
この時季は、梓川(あずさがわ)沿いに黄金色に輝くカラマツの林と穂高連峰が織りなすコントラストを楽しめる一年で最も美しい季節です。大正池の湖面に映る穂高連峰と紅葉の景色も必見!
また、シルバーウィークの頃にはまだ早いものの、山頂の冠雪、中腹の紅葉、麓の常緑針葉樹が一度に見られる、穂高連峰の「三段紅葉」もこの季節ならではの絶景です。
暑さが落ち着き爽やかで涼しい秋は、大自然を満喫しながらのトレッキングにも最適。季節の移ろいと癒しを全身で感じることができます。

また、信州の小京都と称される小布施(おぶせ)では9月中旬から10月下旬にしか出回らない「新栗」が旬を迎えます。
この時期限定の絶品栗スイーツを求めて、街は多くの人で賑わいます。伝統的な和菓子はもちろん、最近ではSNS映えする芸術的なモンブランも話題で、味はもちろん目でも楽しめる逸品が揃っています。
関東や関西からのバスツアーも人気で、気軽な1泊旅行も可能ですが、せっかくの秋の大型連休ですから、古き良き街並みが残る「飛騨高山」や極上の湯に癒やされる「奥飛騨温泉郷」と組み合わせて心ゆくまで秋を堪能してみては。

【福井】恐竜に出会う!三世代での家族旅行

福井駅西口の恐竜広場恐竜王国・福井では駅前広場で恐竜がお出迎え!

「福井といえば恐竜?!」 そう聞いてびっくりされる方もいるかもしれませんが、福井県は恐竜の化石が多数発掘されている、日本屈指の「恐竜王国」なのです。
世界三大恐竜博物館の1つに数えられる「福井県立恐竜博物館」もあり、大人も子供も夢中になれるスポットが満載!
さらに越前そばや日本海の新鮮な海鮮といったご当地グルメも充実。県内には名湯も多く、三世代での家族旅行にもぴったりの旅先です。
2024年には待望の北陸新幹線が福井県の敦賀駅まで開業し、首都圏からのアクセスも格段に向上しました。
長めのお休みには、隣接する石川県の金沢や、山代・山中・片山津・粟津の4つの温泉を中心とする加賀温泉郷などへも足を延ばして、北陸を周遊する旅もおすすめです。

【兵庫】雲海に浮かぶ天空の城を見に行こう!

晩秋の竹田城跡雲海に浮かぶ晩秋の竹田城跡

「日本100名城」にも選ばれている兵庫県朝来市の「国史跡 竹田城跡」。標高約353.7mの山城遺跡で、その神秘的な佇まいから「日本のマチュピチュ」とも称されています。
四季折々の表情を見せる竹田城跡ですが、特におすすめなのが、毎年9月下旬から11月にかけて早朝に見られる「雲海」です。
朝霧が竹田城跡を包み込み、まるで雲の上に城が浮いているかのように見える姿は、まさに「天空の城」。
息をのむほど幻想的な光景が広がります。また、日没後や早朝にはライトアップも実施され、闇に浮かぶ天空の城のドラマチックな姿も必見です。

竹田城跡から少し足を延ばした場所には、室町から江戸時代にかけて幕府直轄鉱山として栄えた「生野銀山(いくのぎんざん)」があります。銀や銅の産出拠点として重用された歴史あるスポットです。
現在は全長約1,000mの坑道内コースが観光坑道として公開されており、迫力ある地底探検を体験できます。
宿泊には、竹田城跡や生野銀山から日本海側へ車で1時間少々のところにある「城崎温泉(きのさきおんせん)」がおすすめです。

【奄美】世界自然遺産と離島周遊

奄美大島のハートロック奄美大島のパワースポット「ハートロック」

鹿児島本土と沖縄本島の間に位置する奄美群島は、奄美大島を中心に、加計呂麻島、徳之島、沖永良部島、与論島など、個性豊かな島々から構成されています。
島の大部分は深い森に覆われており、特に奄美大島に広がるマングローブ原生林は全国で2番目の広さを誇ります。
また、アマミノクロウサギやルリカケスなど、絶滅危惧種や奄美固有の希少動植物が生息していることでも有名です。こうした類まれな生態系が評価され、2021年には奄美大島と徳之島が、沖縄島北部および西表島とともに世界自然遺産への登録を果たしました。

秋の大型連休には、東京や大阪から直行便がある奄美大島を拠点に、周辺の離島を周遊する旅はいかがでしょうか。
なかでも奄美大島の南に位置する加計呂麻島は、瀬戸内町古仁屋(こにや)港から定期船で気軽に渡れる、離島の中では比較的アクセスしやすい島です。
知る人ぞ知る穴場の絶景ビーチや、島内に残された戦跡などの歴史的遺構が点在しています。奄美大島本島とはまた一味違う、ゆったりとした時間が流れる独特の魅力に、きっと心癒やされるはずです。

さらに、徳之島や喜界島、沖永良部島、与論島は、鹿児島からの航空便もあるので、例えば、東京-(飛行機)→奄美大島-(船)→加計呂麻島-(船)→奄美大島-(飛行機)→徳之島-(飛行機)→鹿児島[経由]→東京といった旅程での離島めぐりも可能です。
鹿児島から奄美群島の島々(奄美大島・徳之島・沖永良部島・与論島)を経由して沖縄・那覇とを結ぶフェリーもあり、最近では奄美群島と沖縄を周遊する離島めぐりも注目されています。

【沖縄】2泊3日で楽しむ沖縄離島の旅

9月でもプールやマリンアクティビティもまだまだ存分に楽しめる沖縄

7月・8月に比べると暑さが少し和らぐ9月の沖縄ですが、南国らしい陽気は健在で、プールやマリンアクティビティもまだまだ存分に楽しめるシーズンです。
この時期の大きな魅力は、夏のピーク時期に比べて道路渋滞や観光スポットの混雑も落ち着くこと。体験アクティビティや人気のご当地グルメも待ち時間が短いため、時間を有効に使って快適な沖縄ドライブ旅行を楽しめます。

また、秋の大型連休におすすめしたいのが、2泊3日で満喫する「沖縄の離島旅」です。
「離島へ行くなら、3泊4日は必要では?」と思われる方も多いかもしれませんが、効率よくルートを組むことで沖縄滞在中にプラスして、驚くほど充実した島めぐりを楽しめます!
石垣島を起点に、西表島・由布島・竹富島をめぐる3日間のおすすめプランを、こちらの記事で紹介しています。


沖縄旅行は年間を通して人気で、特に連休は季節を問わず非常に混み合うため、早目の予約が必須です。
また、9月下旬は台風が沖縄に接近する時期でもあるため、台風接近も想定して計画することをおすすめします。


最後に

シルバーウィーク予定

11年ぶりの大型連休となる、2026年のシルバーウィークでおすすめの国内旅行先を、いくつかご紹介しました。
今年ぜひ行ってみたいと思う旅行先は見つかりましたでしょうか。 有給休暇を取得して最大で9連休とすれば、近場の旅行から、長期滞在型の旅行まで、さまざまな楽しみ方ができますね。