
沖縄の穴場スポット13選!リピーターにおすすめの本当は教えたくない観光地を紹介
最終更新日:2025.06.12
久高島
国内旅行先として屈指の人気を誇る沖縄には、「沖縄美ら海水族館」や「首里城公園」などの人気スポットから、知る人ぞ知る隠れた名所まで多彩な見どころがあります。
せっかく行くなら定番だけではなく穴場も訪れたい、いつもとは違うスポットにも行ってみたいという方も少なくないのではないでしょうか。この記事では本当は教えたくない、リピーターにおすすめの穴場スポットをエリア別に解説します。
自然に恵まれた「沖縄本島北部」の穴場スポット5選

ジンベエザメやナンヨウマンタが泳ぐ姿を見ることができる「沖縄美ら海水族館」のある沖縄本島北部は、世界自然遺産などがある大自然に恵まれたエリアです。そんな沖縄本島北部エリアの穴場スポットを5つご紹介します。
【恩納村】ミッションビーチ

恩納村北部にあるミッションビーチは、アメリカンスタイルのプライベートビーチです。観光客が少なく静かなビーチなので、ゆったりと過ごしたい方におすすめです。
沖縄本島でも珍しい天然のビーチで、小高い森に囲まれた場所にあるため隠れ家にいるような感覚を味わえます。
沈み込むような柔らかさを感じるサラサラの白い砂浜と、透明度が高い青い海が魅力で、シュノーケリングやバナナボート、ダイビングなどのマリンアクティビティも満喫可能。シャワーや足洗い場など基本的な設備が整っており、食堂やカフェ、売店などもあるのでランチも食べられます。
遊泳可能期間は4月下旬から10月末まで、300円で利用できる駐車場があります。
- 住所:〒904-0402 沖縄県国頭郡恩納村安富祖2005-1
- アクセス:那覇空港からは国道58号線で約1時間20分ほど北上
- 営業時間:9:00~18:00
- 入場料:5歳以上500円 ※天候や海の状況等の理由によって、遊泳禁止やビーチクローズになる場合があります。
【本部町】水納島

沖縄本島北部の渡久地港からフェリーで約15分の水納島(みんなしま)は、上空から見た三日月形がクロワッサンに似ていることから、クロワッサンアイランドとも呼ばれています。
面積0.56kmの小さな島はサンゴ礁に囲まれており、遠浅で波も穏やか。シュノーケリングやダイビングスポットとしても人気で、カラフルな熱帯魚やサンゴ礁を間近で見ることができます。
島の北西から北東に広がる水納ビーチには真っ白な砂浜と透明度の高い海があり、シャワーやロッカー、更衣室などの設備も整っています。ただ、日陰になる場所がないので、砂浜でのんびり過ごす際はパラソルをレンタルしましょう。
一周5km弱なので、島をぐるっと散策することも可能です。気軽に離島気分を味わいたい方におすすめの、日帰りで楽しめるスポットです。
【本部町】アンチ浜

海水浴場として知られており、シャワーや売店などもあります。波が穏やかな浅瀬で海遊びを楽しんだり、シュノーケリングやグラスカヌーなどを満喫したりもできるスポットです。
白い砂浜とエメラルドグリーンの海のコントラストが美しく、SNS映えスポットとしても人気を集めているので写真撮影も楽しめます。瀬底大橋から眺めるアンチ浜の景観も必見です。
【本部町】備瀬のフクギ並木

沖縄美ら海水族館から車で約3分の場所にあるフクギ並木は、防風林として家屋の周りに数千本植えられたフクギの木が連なる約1kmの並木道です。
沖縄の原風景を感じる並木道では、木々の間から差し込む木漏れ日を浴びながらの散歩が楽しめるほか、水牛車やレンタサイクル、電動キックボードでの散策も可能です。
2本のフクギが寄り添うように立つパワースポットの夫婦フクギや、フクギ越しに見える海などのフォトジェニックな景色も楽しめます。
【国頭村】ASUMUI Spritual Hikes(旧 大石林山)

約2億5000万年の石灰岩が侵食されできた奇岩巨石の森を散策する大石林山が、2024年12月28日にASMUI Spiritual Hikes(アスムイハイクス)にリニューアルしました。
安須森(あすむい)は、琉球創世の神・阿摩美久(あまみく)が創ったといわれる、自然の神秘や壮大さを感じる聖地です。この琉球神話の杜を、音声ガイドのナビゲートで歩くことができます。
遊歩道が整備されているので、初心者でも気軽にトレッキングを楽しめます。展望台からは東シナ海を一望でき、眼下に広がる大パノラマを堪能できます。自然のエネルギーを感じたいという方にぴったりの場所です。
- 住所:〒905-1422 沖縄県国頭郡国頭村宜名真1241
- 営業時間:9:30~17:30(最終受付16:00)
- チケット代金:大人2,500円(15歳以上)、子ども1,000円(6~14歳) ※入場・シャトルバス・音声ガイド・ラウンジ利用料込み
個性豊かな街がそろう「沖縄本島中部」の穴場スポット4選

地域によってカラーが異なる沖縄本島中部には、個性豊かな街が多くあります。沖縄とアメリカの文化が混じり合う街や世界遺産に指定されている史跡など、数ある見どころの中からおすすめの穴場スポットを5つピックアップしてご紹介します。
▼海中道路の魅力を、もっと詳しく知りたいなら
【うるま市】伊計島

うるま市にある伊計島は車で与勝半島から海中道路を渡り、平安座島と宮城島を通って行ける離島です。周囲約7㎞の小さな島で、那覇空港から車で約1時間半の場所にあります。
透き通るように美しい海やのどかな風景が魅力で、シーカヤックやSUP、シュノーケリングなどのマリンアクティビティが楽しめます。
宮城島と伊計島を結ぶ全長198mの伊計大橋からは、眼下に広がる青い海を眺めることができます。そのほか沖縄県最大級の竪穴式住居跡・仲原遺跡などもあり、見どころ満載。
島全体が穏やかな雰囲気に包まれているので、日常の喧騒を忘れてリフレッシュしたい方におすすめです。
- 住所:〒904-2421 沖縄県うるま市与那城伊計
- アクセス:那覇空港から車で約1時間半
【うるま市】果報バンタ

うるま市の宮城島にある果報(かふう)バンタは、ぬちまーす観光製塩ファクトリーの敷地内にある絶景スポットです。
沖縄の言葉で幸せ岬という意味を持つ果報バンタでは、目の前に広がる美しい青い海を一望でき、眼下の浜には満月の夜にウミガメが産卵に訪れます。
そのほか、ぬちまーす観光製塩ファクトリーの敷地内には、エネルギーの通り道「龍神風道(りゅうじんふうどう)」、丘の上の「三天御座(みてぃんうざ)」のパワースポットがあります。写真映えする景色を楽しみたい方に、おすすめのスポットです。
【うるま市】屋慶名展望台

屋慶名展望台(やけなてんぼうだい)は、与勝半島と藪地島の間を流れる屋慶名海峡を一望できる絶景スポットです。
海中道路から車で約10分の場所にあり、新沖縄県観光名所三十五景に選定されています。乳白色が混ざったエメラルドグリーンの海と、両サイドに広がる森林が織りなす眺めは格別。夜は海中道路のライトアップや、満天の星空が楽しめます。
観光客が少ないので、リラックスした気持ちで景色を楽しめる穴場スポットです。
- 住所:〒904-2307 沖縄県うるま市与那城饒辺2702
- アクセス:那覇空港から車で約1時間30分
【北谷町】美浜アメリカンビレッジ

那覇空港から車で約50分の場所にある美浜アメリカンビレッジは、200近い店舗が集まるアメリカンテイストの総合リゾートです。
観光地としても知られていますが、地元の人で賑わうお店もあります。ショッピングやグルメを満喫できるほか、フォトスポットが点在。ストリートライブやイベントなども楽しめます。
すぐ近くに、夕日に染まる海を眺められるサンセットビーチがあるので、ショッピングの前後に訪れてみてはいかがでしょう。
那覇空港がある「沖縄本島南部」の穴場スポット4選

那覇空港がある沖縄南部は、定番観光スポットの国際通りや首里城公園などがあるエリアです。見どころが満載の南部エリアで、ひと味違った雰囲気が味わえるスポットを5つご紹介します。
【南城市】久高島

琉球創世の神・アマミキヨ(別名:阿摩美久/あまみく)が降り立った島として知られる久高島は、「神の島」として知られる沖縄の聖地です。南城市の安座真港から、久高島までフェリーで約20分。島全体が、神聖な雰囲気に包まれています。
手つかずの自然が多く残っており、静かで穏やかな時間を過ごせます。島内を自転車で巡りながら、自然や伝統文化を楽しむのがおすすめです。
久高島には決まりごとや立ち入り禁止の場所があるので、訪れる際は事前に確認をしましょう。久高区長認定の島人ガイドがご案内する久高島ガイドツアーに参加すると、久高島特有の歴史や文化にまつわるお話を聞きながら島めぐりを楽しめます。
都会の喧騒を忘れて、沖縄の原風景や自然を肌で感じたい方におすすめのスポットです。
【浦添市】港川外人住宅街(港川ステイツサイドタウン)

浦添市の港川エリアにある港川外人住宅街は、かつて外国人向け居住地として利用されていたレトロな平屋が建ち並ぶエリアです。
港川ステイツサイドタウンとも呼ばれており、かつての居住地が今ではおしゃれなカフェや雑貨店などになっています。
レトロな雰囲気とモダンなデザインが融合した街並みにSNS映えを感じて、写真を撮る手が止まらなくなってしまうかもしれません。
街歩きを楽しむ、グルメを味わうなど、さまざまな楽しみ方ができるスポットです。
- 住所:〒901-2134 沖縄県浦添市港川2丁目18-3
- アクセス:那覇空港から車で約25分
【那覇市】首里金城の大アカギ

格式高い御嶽の1つ内金城嶽(うちかなぐすくたき)境内にある首里金城の大アカギは、高さ約20m・推定樹齢200年以上の神秘的な大木です。
沖縄戦が激しかった首里市街地内で、今もなお樹齢200年を超える大木が生き続けている姿が見られるのは珍しいといえるでしょう。
大アカギが5本も自生しており、シマオオタニワタリやクワズイモなどが着生している姿も観察できます。自然が織りなす迫力と、神聖な空気を肌で感じられるスポットです。
大アカギの下に佇むと、包み込まれるような安心感を得られるかもしれません。観光地としてはあまり知られていないので、静かに自然と向き合いたい方におすすめです。
【豊見城市】瀬長島

瀬長島は、那覇空港から車で約15分の場所にある周囲1.5kmの小さな島です。空港から比較的近い場所にあるので、離発着する航空機を間近で見ることができます。
島内にある南欧の雰囲気が漂う瀬長島ウミカジテラスは、日本のアマルフィと呼ばれる観光・ショッピングスポットです。海岸沿いの丘に沖縄グルメや多国籍料理、ハンドメイド雑貨店など、40軒以上の真っ白い店舗が建ち並んでいます。
天然温泉を備えた琉球温泉 瀬長島ホテルには日帰り入浴も可能な琉球温泉 龍神の湯があり、航空機が飛ぶ様子や沖縄の空と青い海を眺めながらゆったり温泉につかることができます。
那覇空港から近いので、旅行の最終日に訪れるのもおすすめです。
沖縄の穴場スポットを満喫しよう
人気旅行先の1つである沖縄には、定番から知る人ぞ知るディープなスポットまで多彩な見どころがあります。穴場スポットでは王道の観光地とはひと味違う雰囲気を満喫できます。穴場スポットめぐりは都会の喧騒を離れてゆったり観光したい、美しい海とビーチでのんびり過ごしたいという方にもおすすめです。
自然の恵みや歴史を感じ、個性豊かな街並みを楽しみながら、沖縄の新たな魅力を発見してみてはいかがでしょう。人混みを避けて、ゆったりとした時間を過ごせるこれらのスポットで、沖縄旅行を満喫してみませんか。
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投稿日:2025.04.15