九份への行き方を徹底解説!利用しやすいアクセス方法も紹介
最終更新日:2026.02.12
台湾旅行で絶対に外せない王道スポットといえば、「九份(キュウフン)」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。昼と夜で異なる魅力がある九份は台北市街から少し離れているので、アクセスの仕方に迷ってしまうことも。
本記事では、台北から九份までの移動手段を選ぶコツなど、旅のスタイルに合わせた最適な行き方を徹底解説します。
「九份」は人気アニメ映画のような雰囲気で話題の人気スポット
幻想的な夜の「九份」
九份は、台北から車で約1時間の山間にある、かつてゴールドラッシュで栄えた街です。現在ではあの人気アニメ映画のようなノスタルジックな世界観が味わえるスポットとして注目を集めています。
特に有名なのが、細い石畳の階段沿いに赤い提灯が連なる風景。夕暮れ時になると提灯に明かりが灯り、街全体が幻想的な雰囲気に包まれます。SNS映え間違いなしの茶藝館「阿妹茶樓(アーメイチャロウ)」で台湾茶を味わったり、食べ歩きやローカルグルメを満喫したりと、さまざまな楽しみ方ができるスポットです。
▼九份の魅力をもっと詳しく知るなら
台湾・九份観光ガイド!台湾へ行く理由になるほどの魅力とは!?
台湾への旅行の目的として、本場の飲茶を味わいたい人もいれば故宮博物館を目指す人もいます。しかし幻想的な夜の九份こそが台湾の魅力、というリピーターも多いのです。この記事では九份の魅力についてご紹介します。
台北から九份の行き方
レトロな雰囲気の昼の「九份」
台北から九份へのアクセス方法は、主に「バス」「電車+バスまたはタクシー」「タクシー」「貸切チャーター車」「オプショナルツアー」の5つです。さらに、九份と複数の観光地を効率よく巡る「観光付きパッケージツアー」もあります。
ここでは、それぞれの移動手段の特徴を解説します。
※各移動手段の料金は、2026年2月現在の料金です。
価格重視派におすすめ「バス」
路線バスは、乗り換えなしで最も安く台北市内から九份へアクセスできる交通手段です。観光客によく利用されているのは、主に下記の2路線です。
- 965番(台北客運バス): 板橋-金瓜石を走る路線バスでMRT「西門駅」や「北門駅」から乗車可能、降車場所は「九份老街」。
高速道路を経由するため、約80分と比較的早く到着します。運賃は片道90台湾ドル(約460円)とリーズナブルです。 - 1062番(基隆客運バス): 台北-金瓜石を走る路線バスでMRT「忠孝復興駅」から乗車可能、降車場所は「九份老街」。
運賃は片道101台湾ドル(約510円)程度。以前からの定番ルートですが、市内を経由するため965番より少し時間がかかる場合があります。
どちらのバスも高速道路を通るため、安全上の理由から立ち乗りが禁止されています。満席の場合は乗車できず、次のバスを待たなければいけません。週末や帰りの時間帯は長蛇の列ができることがあるため、余裕を持ったスケジュールを立てるのがおすすめです。
九份以外も観光するなら「電車+バスまたはタクシー」
「台湾の鉄道旅も楽しみたい」「なるべく渋滞を避けたい」という方は、電車を利用するルートがおすすめです。
【1】台北駅 → 瑞芳(ルイファン)駅: 台鉄東部幹線を利用します。特急「自強号」なら約35〜45分、各駅停車「区間車」なら約50分で到着します。運賃は73〜114台湾ドル(約370〜580円)程度です。
【2】瑞芳駅 → 九份: 駅前からバス(約20分)またはタクシー(約15分)に乗り換えます。運賃はバス15台湾ドル(約80円)程度・タクシー220台湾ドル(約1,110円)程度です。
このルートのメリットは、台北〜瑞芳間は渋滞に合わないということ。夕方のラッシュ時などは、バスより時間が読みやすくなり、スケジュールを優先したい方に最適です。
グループ旅行なら「タクシー」
「乗り換えは面倒」「自分たちのペースで動きたい」という方やグループの旅行には、タクシーが便利です。
台北市内から九份までのタクシー代金は、片道1,200台湾ドル(約6,100円)が相場です。
タクシーを利用するメリットは、ホテルや他の観光地から九份の入り口まで乗り換えなしで行け、お土産などで荷物が増えても快適に移動できること。3〜4人で割り勘すれば、意外とコストパフォーマンスも悪くありません。
ただし、往路・復路ともにバス停付近にタクシーの客引きが多数います。中には、法外な金額を請求してくる場合があるので注意しましょう。
台北では「Uber」などの配車アプリが利用可能です。行き先説明の手間が省け、事前に料金も確定しているため、ぼったくりの心配をせずに利用できるのでおすすめです。
アレンジ度が高い「貸切チャーター車」
6人以上のグループなど、人数が多い場合は貸切チャーター車も選択肢の1つとしておすすめです。
事前に予約しておけば、指定した時間に指定した場所で待機しているため、待ち時間もありません。また、現地ドライバーに行き先が伝わらないという不安もありません。
行きたいスポットを組み合わせて、自分たちだけのオリジナルプランを効率よく巡れるアレンジ度の高さも大きな魅力です。
料金は、乗車人数や車種によって異なりますが、最大6人乗りのワゴン車を8時間チャーターした場合、1台あたり11,600台湾ドル(約50,000円~60,000円)が目安となります。
タクシーに比べると費用はかかりますが、タクシーを探す手間が省け、時間を有効に活用できるでしょう。
安心を重視するなら「オプショナルツアー」
夜空に舞い上がる「天燈(ランタン)」
「初めての台湾旅行なので不安」「帰りのバス待ちで行列に並びたくない」という方には、オプショナルツアーがおすすめです。
オプショナルツアーのメリットは、集合場所から専用バスで確実に九份までアクセスできること。現地での滞在は自由行動のプランが多く、自分のペースで観光を楽しめます。
昼の九份散策プランや、夜の九份散策プラン、十分(シーフェン)など他の観光地も巡るプランなどがあり、目的や体験したいことに合わせて滞在プランを選べます。
また、帰りの座席も確保されているため、混雑するバス停で何十分もバスを待つ必要がなく、たっぷり満喫して歩き疲れた後も快適に台北まで戻れる点も魅力です。
▼九份に行くオプショナルツアーをお探しの方はこちら
九份のオプショナルツアーを探す|海外現地ツアー【HIS】
台湾に行くなら、押さえておきたい「九份」。「あの有名アニメ映画」を彷彿とする街並みで一躍有名になりました。ノスタルジックな九份の町を、思う存分満喫できるオプショナルツアーの数々をご紹介します。
効率よく複数の観光地を巡るなら「観光付きのパッケージツアー」
台湾グルメの象徴「小籠包」(※イメージ)
九份だけでなく「天燈上げ(ランタン上げ)で有名な十分も一緒に行きたい!」「複数の観光都市を巡りたい!」という方は、周遊型のパッケージツアーが最適です。
九份と十分のほか、台中や台南など台湾を南から北まで巡るツアーもあります。見どころを回るだけではなく、台湾グルメが楽しめるツアーもあるので、観光もグルメもたっぷり楽しみたい方におすすめです。
どの行き方が利用しやすい?九份へのアクセス方法を選ぶポイント
九份には多様な方法でアクセスできますが、どれが最適な手段なのかは「何を優先するか」によって変わります。これから紹介する3つのポイントをチェックして、自分にぴったりの行き方を見つけましょう。
1. 移動時間とタイムパフォーマンス
限られた旅行期間、移動時間はできるだけ短くしたいもの。最短の移動方法を選びたい方には、片道約40〜50分で九份にアクセスできるタクシーまたは貸切チャーター車の利用がおすすめです。
バスでの移動は片道80〜90分程度を要します。また、10〜30分間隔で運行しているので、バス停での待ち時間も考慮する必要があります。
バスと比較すると料金はかかりますが、乗り場から直行でき、数千円の差で貴重な自由時間を購入すると考えれば、タクシーや貸切チャーター車での移動は圧倒的にタイムパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
2. 安さ重視か、快適さ重視か
とにかく安く済ませたい方は、バスでの移動がおすすめ。往復1,000円程度で移動できますが、混雑時はバスに乗れず、次のバスを待たなければならないリスクも。 さらに、次のバスにも乗れない場合があります。
一方、送迎付きのオプショナルツアーは最低でも6,500円程度かかりますが、「確実に座れる」「送迎車の中で寝ながら帰れる」という快適さに加え、他の観光地も訪問できるメリットがあります。
タクシーは1台あたり往復12,000円以上かかりますが、人数で割ればツアーと同等のコストパフォーマンスになることも。 「疲れをお金で解決するかどうか」が判断の分かれ目になります。
3. 帰りの混雑対策
九份観光の最大の難関は「帰り」です。特に提灯に明かりが灯る夕暮れ時を楽しんだ後の19時〜20時頃は、帰りのバスを待つ観光客でバス停が混雑し、1時間以上の待ち時間が発生することも珍しくありません。
遊び疲れた後に立ったまま行列に並ぶのが辛いなら、最初から帰りの座席と出発時間が確保されているオプショナルツアーや貸切チャーター車を利用すると良いでしょう。この安心感は、何にも代えがたいメリットです。
九份へ行く際に知っておくとよいこと
散策が楽しい九份観光
九份観光をたっぷり楽しむために、事前に準備しておくべきポイントや、役立つ情報をご紹介します。
【1】雨具は必需品
九份は雨が多い地域として知られています。折りたたみ傘や、レインコートなどを必ず持参しましょう。
【2】歩きやすい靴必須
街全体が急な斜面にあり、階段や坂道が続きます。石畳は雨で滑りやすくなるため、スニーカーなどの歩きやすい靴で行くのが鉄則です。
【3】トイレ事情
九份老街には公衆トイレが数カ所ありますが、多くの観光客が訪れているため、混雑しがちです。駅や茶藝館などで済ませておくのが無難です。
【4】人気の茶藝館は事前に予約する
「阿妹茶樓」や「水心月茶坊(シュイシンユエチャーファン)」などの有名店は、行列ができがちです。行列に並ばずスムーズに入店したいと考えているなら、座席の事前予約ができるお茶付きのオプショナルツアーを利用しましょう。
九份と合わせて巡ろう!台湾北部の観光スポット
豊かな自然の中に佇む「十分瀑布」
せっかく台北から足を延ばして九份に行くなら、近くの観光スポットも一緒に巡るのが賢い楽しみ方です。
ただ、人気スポットや絶景スポットを1日で複数巡る場合、「地図で見ると近そうなのに、公共交通機関だと乗り継ぎが面倒」という場所も少なくありません。
そこで活躍するのが、周遊ツアーや貸切チャーター車です。移動のストレスなく、複数の絶景スポットを効率よく制覇できるのでおすすめです。
天燈上げ体験が人気!「十分(シーフェン)」
十分名物の「天燈上げ」
十分は、九份とセットで楽しむ鉄板スポット。線路の上で願い事を書いた「天燈(ランタン)」を空に飛ばす体験が絶大な人気です。
個人で訪れる場合、列車(平渓線)の運行本数が1時間に1本程度と少なく、乗り換えの待ち時間がロスになりがちです。オプショナルツアーやパッケージツアーなら、列車の時間や慣れない海外での乗り継ぎを気にする必要がありません。また、天燈上げの手配もガイドさんにお任せできます。
▼十分に行くオプショナルツアーをお探しの方はこちら
十分のオプショナルツアーを探す|海外現地ツアー【HIS】
日本でも知名度の高い「十分」。願い事を書いた天燈(ランタン)を空に飛ばす体験や、「台湾のナイアガラ」と呼ばれる十分瀑布など、魅力たっぷりな、十分のオプショナルツアーをご紹介します。
不思議な奇岩が並ぶ絶景「野柳(イェリウ)」
野柳地質公園の「クイーンズヘッド」
野柳は、長い年月をかけて風化や浸食によってできた奇岩が並ぶ地質公園です。神秘的な雰囲気がただよう「クイーンズヘッド(女王頭)」と呼ばれる岩が特に有名です。
台北から野柳に行くバスが出ていますが、同じ日に九份に行こうとすると基隆(キールン)経由で乗り換えが必要となり、手間と乗り換え時間を要します。
貸切チャーター車やオプショナルツアーなら、野柳を観光してから九份へ向かう効率的なルートで回れるため、時間の有効活用におすすめです。
海鮮や夜市が楽しめる港町「基隆(キールン)」
カラフルな街並みの「正濱漁港彩色街屋」
基隆は、九份からバスで約1時間の場所にある港町です。活気あふれる「基隆廟口夜市」は、海鮮グルメが豊富で地元の人々にも愛されています。
基隆駅からバスで約30分の場所にある「正濱漁港彩色街屋」は、イタリアのブラーノ島のようなカラフルでキュートな建物が並ぶSNS映えスポットとして注目を集めています。
九份観光の帰りに寄りやすい場所ですが、夜遅くなると台北へ戻る電車やバスの終電時間を気にしてゆっくり楽しめないことも。
旅慣れている方には九份観光後、混雑する台北直行バスを避けてタクシーで基隆へ向かい、夜市を楽しんでから電車で台北に戻るという裏ワザルートがおすすめです。九份から基隆まではタクシーなら約30~45分、基隆から台北までは約50分で到着します。
自分に合ったアクセス方法で九份観光を楽しもう!
ノスタルジックな雰囲気が魅力の九份は、予算や旅のスタイルに合わせて行き方を選ぶのがポイントです。
安さ重視なら乗り換えなしの「バス」、渋滞を避けて時間を重視するなら「電車+タクシー」、快適さと確実性を求めるなら「オプショナルツアー」がおすすめ。
話題のスポットを効率よく巡りたい方や、混雑やトラブルを避けてスマートに旅したい方にはオプショナルツアーが最適です。人気の茶藝館を事前に予約できるプランや、夕暮れから夜の幻想的な時間帯まで楽しめるプランなど、旅の目的に合わせて多彩なプランから選択可能です。
自分の旅のスタイルにぴったりのアクセス方法を選んで、九份の幻想的な景色とグルメを心ゆくまで楽しんでみてはいかがでしょう。
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