
韓国旅行に必要な持ち物を解説!手続き必須から便利アイテムまでご紹介
最終更新日:2025.08.14
人気旅行先の一つ、韓国。旅行の日程を決めたら、事前手続きが必要なものや持っていくものの準備を始めましょう。
この記事では、韓国旅行に必要な持ち物や、あると便利なアイテムをご紹介します。
韓国旅行で絶対に欠かせない持ち物8選

まずは、これがないと始まらない!という、韓国旅行に必須の持ち物を8つご紹介します。
ここでご紹介するアイテムは準備を忘れてしまうと、韓国に入国できなかったり、現地で大変な思いをする場合があります。
出発前に、カバンやスーツケースに入っているか必ず確認しましょう。
パスポート(旅券)

海外旅行で最も重要な持ち物がパスポート(旅券)です。これを忘れてしまうと、日本からの出国自体ができなくなってしまいます。家を出発する前に、カバンに入っているか必ず確認しましょう。
日本国籍の場合、韓国入国時にパスポートの残存期間が3ヵ月以上あることが推奨されています。旅行の日程を決めたら、万が一のトラブルや滞在延長の可能性も考慮して、有効残存期間に余裕があるか確認しましょう。
残存期間が少ない場合は、早めに更新手続きを済ませておきましょう。
パスポートの顔写真ページのコピーを持参したり、スマートフォンで撮影したデータを保存したりしておくと、現地での紛失や盗難など万が一の際に役立ちます。
また、90日以内の観光での滞在はK-ETA(電子渡航認証システム)の取得も必要ですが、2025年12月31日までは取得が免除されています。
※上記情報は予告なく変更となる場合がありますのでご注意ください。ご旅行前に最新情報を関係機関にご確認ください。
▼パスポートについてはこちらの記事もおすすめ!航空券・予約確認書

飛行機に乗るための必須アイテムである航空券は、現在「eチケット(電子航空券)」が主流です。
印刷したeチケットのお客様控えや、スマートフォンでeチケットの画面を提示すると搭乗手続きが行えます。
スマートフォンの充電切れや空港のWi-Fiがつながらないといった不測の事態に備えて、eチケットの控えを印刷した紙の持参がおすすめです。
また、ホテルやツアーの予約確認書も同様に、スマートフォンと紙の両方を準備しましょう。
入国審査の際に、帰りの航空券や滞在場所の提示を求められることもありますので、すぐに取り出せるようにしておくと安心です。
海外旅行保険証
海外旅行先でのケガや体調不良などで受診した際の医療費は、日本の健康保険を利用できないため、高額になってしまいます。そのため、海外旅行保険に加入しておくと安心です。保険の種類によって補償内容は異なりますが、治療費だけではなく、持ち物の盗難や破損、航空機の遅延など、さまざまなトラブルが補償される保険もあります。
クレジットカードに付帯している保険もありますが、補償内容や適用条件がカードによって異なるので、事前に確認しましょう。
海外旅行保険は3日間の韓国旅行の場合、870円程度から加入可能です。海外旅行保険に加入した際は、海外旅行保険加入証明書を印刷して持っていきましょう。
現金・クレジットカード

韓国は世界有数のキャッシュレス先進国のため、カフェやレストラン、ショッピングの際など、多くのお店でクレジットカードが使えます。
JCB、VISA、Mastercardなど、国際ブランドのカードを2枚以上持っていくと、磁気不良や紛失、片方のカードが使えなかった時などにも対応できるので安心です。
一方で、屋台や交通カードへのチャージなど、クレジットカードが利用できない場面もあるので、現金も持参しましょう。
日本の空港よりも、韓国の空港や明洞など市内の両替所の方がレートが良い傾向にありますが、空港から移動する際の交通カードへのチャージに現金が必要になるため、日本円と韓国の通貨ウォンを両方持っていくと安心です。
現金は、1日あたり5,000円〜10,000円分程度の準備を目安にすると良いでしょう。
Wi-Fi・SIMカード

地図アプリで道を調べる、SNSに写真をアップする、おいしいお店を検索するなど、さまざまな場面でスマートフォンが必要となるケースがあります。
契約している携帯電話会社やプランによっては、海外でインターネット接続や通話を行うと思わぬ高額請求につながってしまいます。
海外で利用可能なSIMカードやeSIM、モバイルWi-Fiをデータ無制限プランでレンタルまたは契約すると、旅行中も安心してスマートフォンを利用できるのでおすすめです。
モバイルWi-Fiは1日あたり2,000円程度でレンタル可能です。
▼eSIMについてはこちらの記事もおすすめ!変圧器・変換プラグ

日本は100V、韓国は220Vと電圧が異なります。海外の電圧に対応しているグローバル仕様の電化製品は変圧器がなくても韓国で利用や充電が可能ですが、対応していない製品の場合は変圧器が必要です。
変圧器を使わずに電化製品を使用した場合、故障の原因になるので注意しましょう。
また、コンセントの差し込み口も日本はAタイプですが、韓国は丸い穴が2つ空いたCタイプまたはSEタイプが主流です。そのため、日本の電化製品を利用する際は、変換プラグも必要です。
まれにAタイプのコンセントもありますが、CタイプやSEタイプが多いため変換プラグを持っていくと安心です。
常備薬・絆創膏

日頃から服用している常備薬は、忘れずに持参しましょう。頭痛薬や胃腸薬、風邪薬、酔い止めなどは、環境の変化によって体調を崩しやすい海外旅行では必須のアイテムです。
市販の薬は韓国の薬局でも購入が可能ですが、日本と成分が異なったり、薬剤師とのコミュニケーションが難しかったりすることもあるので持参すると安心です。
また、新しい靴でたくさん歩いて靴ずれしてしまったり、ちょっとした切り傷を作ってしまったりした時のために、絆創膏も数枚用意していくと良いでしょう。
着替え

韓国でもおしゃれな洋服などを購入できますが、突然の雨に濡れたり、食事で汚してしまったりなど万が一のトラブルに備えて「旅行日数+1日分」の洋服や下着、靴下を持っていくと安心です。
寒い季節に旅行する場合は、手袋やマフラー、ニット、羽織ものなども用意していくと良いでしょう。
韓国旅行であると便利なアイテム10選

必須の持ち物ではないけれど、あると旅行の快適度がアップする10のアイテムをご紹介します。
電子マネー・交通カード
韓国の地下鉄やバスに乗る際、その都度切符を買うのは少し面倒という方におすすめなのが、日本のSuicaやPASMOのような交通系ICカード「T-money(ティーマネー)」です。ソウル仁川国際空港や韓国の地下鉄駅、コンビニなどで購入・チャージ可能で、ピッとタッチするだけで改札を通れます。コンビニなどでの支払いにも使えるので便利です。
また、日本円をチャージでき、両替機能も備えたプリペイドカード「WOWPASS(ワオパス)」は、T-moneyカードとしても利用可能です。
専用アプリと連携すれば、残高確認や利用履歴のチェックも簡単にできます。WOWPASSは仁川国際空港や金浦空港、済州空港、明洞(ミョンドン)、弘大(ホンデ)などの主要な駅に設置されている、無人両替機「WOWPASS機械」で発行可能です。
充電器・モバイルバッテリー

地図アプリを見る、写真を撮る、翻訳アプリを使うなど、旅行中はスマートフォンが大活躍するため、あっという間に充電がなくなってしまうことも。ホテルに戻るまで充電が持たない場合の備えとして、モバイルバッテリーがあると便利です。
モバイルバッテリーを受託手荷物に入れて預けることは禁止されているため、飛行機の搭乗時に注意が必要です。
また、2025年7月8日より、飛行機内の収納棚にしまうことは禁止されており、モバイルバッテリーの状態が常に確認できる場所で使用することが義務付けられました。
カフェ文化が根付いている韓国では、席にコンセントが設置されているお店も多いので、充電器も持ち歩くようにすると良いでしょう。
※モバイルバッテリーは各航空会社、空港によって持ち込める容量が異なります。事前に航空会社の公式HP等で最新の情報をご確認ください。
歯ブラシ・歯磨き粉

日本ではほとんどのホテルの客室に用意されている歯ブラシセットですが、韓国では環境保護の観点から、設置されていないホテルが多数あります。
フロントでの購入や、韓国のドラッグストアなどでの購入も可能ですが、日本の歯ブラシよりも大きく使いにくさを感じる場合があるので、使い慣れたものを持参すると良いでしょう。
バスアメニティ

シャンプー、コンディショナー、ボディソープなどのバスアメニティは、ホテルによって最低限のものしか置いていなかったり、肌に合わなかったりする場合があります。
髪のきしみが気になる方や、肌がデリケートな方は、普段から愛用しているものを小さなボトルに移して持っていきましょう。
バスアメニティを忘れてしまった場合は、韓国のドラッグストアなどで購入可能です。
化粧品・スキンケア用品

韓国で化粧品やコスメを購入して、そのまま使おうと考えている方も多いかもしれません。実際使用してみると肌に合わない場合もあるので、日頃使っている化粧品やスキンケア用品を小さな容器に移して持っていくことをおすすめします。
環境の変化や疲れによる影響で、旅行中は肌が敏感になりがちです。ファンデーションや下地、クレンジングなど、ベースとなるアイテムは普段使っているものを持参すると肌のトラブル予防につながります。
ハンカチ・ウェットティッシュ

韓国の公衆トイレや駅のトイレでは、ハンドドライヤーがなかったり、ペーパータオルが切れていたりすることが意外とあります。そんな時にハンカチやタオルがあると役立ちます。
また、屋台グルメを食べ歩いて手が汚れたり、テーブルを少し拭きたい時にウェットティッシュがあると便利です。
タオル生地のハンカチやウェットティッシュは、汗をぬぐいたい時にも活躍します。
折りたたみ傘・雨具

韓国には、日本と同じように四季があり、夏に夕立(ソナギ)があるなど、急に天候が変わる場合があります。そんな時の備えとして、折りたたみ傘や雨具を持っていくと安心です。
軽量でコンパクトなタイプならカバンに入れっぱなしにしておいても邪魔にならず、急な雨の時に慌ててコンビニを探す必要がなくなります。
日傘兼用タイプの傘であれば、日差しが強い日にも役立ちます。
ボールペン

意外と忘れがちですが、あると非常に便利なのがボールペンです。「出入国カード」や「税関申告書」を機内で書く時や、ちょっとしたメモを取る時などに役立ちます。
スーツケースではなく、手荷物のペンケースやポーチに忍ばせておくとすぐに取り出せるので便利です。
エコバッグ

環境意識の高まりから、韓国でもほとんどのお店でレジ袋は有料です。コンビニやスーパー、コスメショップなどで、買い物をするたびに袋代が必要になることも。エコバックがあると袋代の節約につながります。
お土産が増えてスーツケースに入りきらなくなった時も、サブバッグとして活躍します。
透明のジッパー付き保存袋
100ml以下の容器に入れたシャンプーや化粧水などの液体は、飛行機内に手荷物として持ち込み可能ですが、縦横ともに20cm以下の透明のジッパー付き保存袋に入れなければいけません。預け荷物のスーツケースの中に韓国で購入したものを保存する際にも活躍するため、サイズが異なるものを数枚持っていくと何かと重宝します。
液体の化粧品やスキンケア用品などの液漏れを防ぎたい時や、キムチやチャンジャなど匂いの強いお土産を入れる際などにも活躍するアイテムです。
韓国旅行であると便利な季節別アイテム

韓国も季節によって気候が大きく異なります。それぞれの季節に合わせたアイテムも、準備しましょう。
春~夏(3月~8月)

春は過ごしやすい気候ですが、朝や夜は冷え込むことがあります。ジャケットや薄手のコートなど、羽織れるものを持参しましょう。
黄砂が飛来する季節でもあるので、マスクも用意しておくと安心かもしれません。
夏は日本と同じように蒸し暑くなります。日差しが強くなる季節のため、日焼け止めや帽子、サングラス、日傘などの紫外線対策アイテムを持っていきましょう。
飲食店やショッピングモール、公共交通機関などでは冷房が強く、肌寒く感じる場合があります。そういった時のために、薄手のカーディガンやパーカーもあると便利です。
また、汗拭きシートがあると、 汗をかいたときにサッと拭き取れるのでおすすめです。
秋~冬(9月~2月)

韓国の秋は過ごしやすい気候で、ベストシーズンです。春と同じく朝や夜は冷え込むことがあるので、ジャケットや薄手のコートなど、羽織れるものを用意しましょう。
冬は気温がぐっと下がり、ソウルでは気温がマイナスになることもあります。そのため厚手のダウンコートや防寒インナー、マフラー、手袋、ニット帽などの防寒具が必要です。
道が凍る場合もあるので、スノーブーツなどの滑りにくい靴を選びましょう。
貼るカイロを足先やお腹に貼っておくと、体が芯から温まるので便利です。ただカイロには鉄の粉が入っているため金属探知機に反応してしまうことがあります。預け荷物に入れて、現地についてから利用するようにすると良いでしょう。
冬は空気が乾燥しやすい季節のため、リップクリームや全身に使える保湿アイテムがあると便利です。
事前に準備しておきたい便利なアプリ

韓国旅行をより快適にする、スマートフォンのアプリを3つご紹介します。出発前に日本でダウンロードや設定を済ませておくと、韓国到着時から利用できます。
翻訳アプリ「Papago(パパゴ)」
韓国で高いシェアを誇る検索エンジン「NAVER」が開発した翻訳アプリです。一般的な翻訳アプリよりも、自然な表現の韓国語に翻訳してくれると評判です。テキスト入力はもちろん、音声翻訳や、メニューなどをカメラで撮影するだけで翻訳してくれる画像翻訳機能などもあります。
韓国語が話せなくても、レストランで注文する際や、コスメショップで質問したい時などに、このアプリを使うとコミュニケーションが取りやすくなります。
地図アプリ「NAVER MAP(ネイバーマップ)」
韓国ではGoogleマップの機能に制限があり、一部利用できない機能があります。そのため、主に「NAVER MAP」アプリが使われています。目的地までの最適なルート(地下鉄、バス、徒歩)を検索できるだけでなく、周辺のレストランやカフェの検索も可能です。日本語にも対応しており、操作も簡単。
韓国旅行の計画を考えている際に行きたい場所をピン留めしておくと、現地でスムーズに動けるので便利です。
タクシー配車アプリ「KAKAO T(カカオタクシー)」
韓国でタクシーを呼びたい時に便利なアプリです。日本のタクシー配車アプリと同じように、現在地と目的地を入力するだけで、近くにいるタクシーを呼べます。行き先を事前に伝えられるため、ドライバーとの会話も不要。予想料金やルートが事前に表示されるので、ぼったくりの心配もありません。
夜遅くなった時や、荷物が多い時にも安心して利用できます。利用には携帯番号認証が必要なので、日本で設定を済ませておきましょう。
チェックリストを作って韓国旅行の準備をしよう
ここまで韓国旅行で絶対に欠かせない持ち物や、あると便利なアイテムなどをご紹介してきました。韓国滞在中に使うアプリは、携帯電話番号認証が必要な場合があるので、日本でダウンロードと設定を済ませておくと安心です。
この記事でご紹介した韓国旅行の持ち物をリストにして、最終確認を行うと忘れ物の防止につながります。
出発までに少し余裕を持って準備を済ませ、韓国旅行を思いっきり楽しみましょう。
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